冬に行われている米軍による沖縄県道104号線越え実弾砲撃訓練の移転演習も、
演習のなし崩し的拡大に伴って、
年々、情報が出なくなってきている。

しかしそれ以上に、今回の日米共同訓練では
米軍の部隊や装備が、いつ、どこから、どのように入ってくるのか、
まったく情報が出されない。

19日から始まる日米共同訓練。
もう残された日は17日、18日しかありえず、
この日、朝から手分けして張り込むことに。

大分県や由布市の職員らは、日にちだけは通知を受けたらしく、
朝から同様に、高速道路の湯布院インター付近に待機していた。

そして、この日、早朝から、分散して米軍車両、装備品の搬入が始まった。



運転しているのは米兵。前後に先導車らしいものがついている気配はない。


米軍車両の助手席のドアの脇になにやら荷札らしき張り紙があったので、
もしやどこから来たかわかるかも…と思い、
近寄って撮影した。



中段に

POE:KIN RED , OKINAWA, JAPAN

POD:IWAKUNI, JAPAN

FINAL DESTINATION:HIJUDAI, JAPAN

という表示。

沖縄、金武町を出て、岩国に運ばれ、
最終目的地は日出生台
という意味か?


米兵らを載せたバスは
昼ぐらいにやってきた。



104号線の移転訓練では、米軍は大分空港に着いた後、大分の地元の民間バスに分乗して日出生台入りする。
しかし、今回、日米共同訓練のための米兵らを乗せたバスは、大分の民間バスではなく、
写真のように、前面に「SPECIAL」と表示され、窓を黒塗りした専用車だった。



ナンバープレートを見ると、
U.S.GOVERNMENT
FOR OFFICIAL USE ONLY
とある。

岩国基地内で使われているバスだろうか?

この日の米軍車両と装備品の搬入、米兵らの到着を報じる
地元、大分合同新聞夕刊の記事。