
まず展覧会の感想に入る前に。
森美術館の企画はいつもユニークで面白いと思います。
特定のアーティストを取り上げて集客するのではなく
これまでもアートから「ハピネス」や「笑い」など
抽象的ながら興味がわきそうなテーマを切り口に
大御所からあまり知られてないアーティストまで
うまーく取り扱っている。
美術館にはいくつか期待される機能があると思うけど
森美術館のようにアートを通して
物事に対しての新しい考え方、感じ方を鑑賞者に提案する
というアプローチは文化教育的な面ですごくいいと思います。
さて、今回の万華鏡の視覚はそういう意味で考えると
「人間の感覚をアートを通して見直してみよう」
というのがテーマになっているみたい。
実際は行って見て感じてほしいのでさわりだけいうと
・異常なほどまぶしい無数の蛍光灯で作られたタワー
・トンネルのように無数の電球を配置した作品
・無数のミラーボールで光の粒子が飛び交う様を表現した部屋
・コンクリートが爆発された瞬間を瞬間冷凍したかのようなオブジェクト
・サイケデリックな文様で床が敷き詰められた部屋
・様々な電子音をいろんな角度から聞かせる部屋
・薄い絹?みたいな半透明の生地でつくられた中国式の門
などなど。視覚、聴覚、触覚に「!」と思わせる作品ばかりでした。
不思議な空間ばかりだったので、身を委ねるだけで気持ちがいい…。
とても面白い展覧会でした。
この展覧会で気になったアーティスとは以下
ジョン・M・アームレーダー

スゥ・ドーホー

ロス・カルピンテロス

・トレイシー・エミン
・カールステン・フラー