ちょうど2年前の昨日、私は赴任のため初めて中国・北京の地を踏みました。
進行中のとあるプロジェクトに参加するためでした。
その場所は、北京でも新しめのビジネス街に位置しており、あいまって
その1年前に北京オリンピックも開催されていたことから街全体が大きく
とてもきれいでした。
『わあ、北京ってきれいだな~』と感激しながらその場所へ到着。
そしてすぐ私は目を疑いました。
『えっ、何もかも新しいこの街に、なぜこんなビルが???』
それがこの写真です。
プロジェクトが行われている場所の道を挟んで向かいのビルなのですが
外壁が見事に焼け焦げ・・・
このアングルからは見えませんが、裏手を見ると内装も跡形もなく。
このビルは、CCTVという中国の国営テレビ局の新社屋になる予定だったビルです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この前の年の中国旧正月の時期に
誰かが工事中だったこのビルに入り込み、花火や爆竹をして楽しんでいたところ
火災になったとか・・・。(聞き伝えの話ではありますが)
そして、火災によるダメージが大きく、修復が難しいため取り壊しを決定。
その取り壊しの方法を決めるために相当な期間を必要としたとか・・・。
私は2か月程度で北京を離れましたが、そのあとに取り壊しが始まったそうです。
有名な建築家によるデザインで、とても印象的な形をしていました。
しかしながら、その形が奇抜すぎて、中国人の方々にはウケが悪かったらしいです。
このビルのこの一連の出来事に関しては、北京にいるときもいろいろな情報が
飛び交っていて、いったいどれが本当の情報だか分らなかったのですが
まだ魂も十分に魂も吹き込まれていないうちに
こういう形で建物が一生を終えてしまうのは何とも言えずさみしいものです・・・。
