ボウリングの日
「ボウリングの日」とは、毎年6月22日に定められている記念日です。
この日は、1861年6月22日に長崎で発行された英字新聞に、日本で最初のボウリング場が開店したという告知が掲載されたことに由来しています。
そのため、日本ボウリング場協会が1972年にこの日を「ボウリングの日」と制定しました。
ボウリングは古代エジプト時代から存在していたとされ、紀元前3000~5000年前のエジプトの墓からは石のボールとピンが発見されています。
しかし、ボウリングが現代の形になったのは、中世ドイツで行われた悪魔祓いの儀式が起源とされており、その後アメリカでピンの数を10本に増やすことで現在のルールが確立されました。
また、ボウリングは健康促進にも良いとされており、3ゲームを行うと約120kcalを消費し、80分の散歩に相当するカロリー消費があると言われています。
全身運動としての効果もあり、60歳以上の男性で94%、女性で96.5%が体力の維持、増進に役立っていると答えている調査結果もあります。
ボウリングの起源と変革の歴史
ボウリングの起源については、いくつかの異なる説がありますが、一般的には古代エジプトが起源とされています。
紀元前3000年から5000年の間のエジプトの墓から、ボウリングに似たゲームの証拠が発見されています。
これは、石で作られたボールとピンの形をした物体が見つかったことに基づいています。
また、ボウリングが現代の形になったのは、中世のヨーロッパで特に発展しました。
特にドイツでは、悪魔を追い払う宗教的な儀式の一環として行われていたと言われています。
この儀式では、ピンを悪魔の象徴として立て、ボールを転がして倒すことで悪を払うとされていました。
その後、ボウリングはヨーロッパ全土に広がり、特にイギリスで人気を博しました。
そして、移民と共にアメリカにも伝わり、19世紀には現代の10ピンボウリングの形が確立されました。
アメリカでは、ボウリングは大衆的な娯楽として広く受け入れられ、多くのボウリング場が建設されました。
ボウリングは、その歴史を通じて多くの変遷を経てきましたが、今日では世界中で楽しまれるスポーツとなっています。
日本におけるボウリングの歴史
日本におけるボウリングの歴史は、江戸時代にさかのぼります。
1861年6月22日に長崎の出島で、日本初のボウリング場「インターナショナル・ボウリング・サロン」が開設されたことが始まりとされています。
しかし、この時期のボウリングは主に外国人居留地で楽しまれており、日本人による広範な普及はまだ見られませんでした。
戦後の1952年、東京・青山に日本初のボウリング専用施設が開設され、これをきっかけにボウリングは若者を中心に急速に全国へと広まりました。
1955年には「日本ボウリング連盟」が設立され、ボウリングの活性化やプロ化が進みました。
1970年代には、東京を中心に一大ボウリングブームが起こり、須田開代子選手や中山律子選手といったスタープロたちが活躍しました。
街中にボウリング場が乱立し、子どもからお年寄りまで幅広い層から爆発的な人気を博しました。
このブームの影響で、日本はボウリング設備普及率が世界第2位になるほどでした。
しかし、1972年時点で4000近くあったボウリング場は、その後人気が下降し、2000年には1000程度まで減少しました。
それでも、近年になってボウリングが美容と健康に良いスポーツとして再び注目され始めています。
ボウリングは有酸素運動であり、新陳代謝を活発にし血行を促進する効果があるため、美容や健康維持に役立つとされています。
現在、日本では娯楽としてのボウリングは非常に人気がありますが、競技としてはまだまだ発展途上であり、今後の競技人口の増加やボウリングの魅力の広め方が課題とされています。
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