5月1日の記念日
5月1日には、日本ではいくつかの記念日があります。
特に重要なのは、八十八夜とメーデーです。
また、「令和」改元の日も今日に当たります。
他にも、日本赤十字社創立記念日やスズランの日など、多くの記念日が存在します。
八十八夜
八十八夜(はちじゅうはちや)は、日本の伝統的な暦の節目で、立春から数えて88日目のことを指します。
この日は、春から夏への移り変わりを感じる時期であり、農業にとって重要な日です。特に、茶摘みの始まりとして知られており、この時期に摘まれた新茶は「一番茶」と呼ばれ、栄養価が高く、縁起が良いとされています。
また、「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、これは八十八夜を境に晩霜が終わり、種まきやその他の農作業を始めるのに適した時期が到来することを意味しています。
日本では、八十八夜を過ぎると気候が安定し、本格的な農作業が始まるとされています。八十八夜は、春の季語としても用いられ、俳句などの文化にも影響を与えています。
メーデー
メーデーは、毎年5月1日に世界各地で行われる労働者の祭典です。この日は「国際労働者の日」とも呼ばれ、1886年5月1日のアメリカ労働者の8時間労働制要求の示威運動に由来しています。
1889年の第二インターナショナル創立大会で正式に決定され、80以上の国で祝日として定められています。
日本では1920年に第一回が行われ、1936年に禁止された後、1946年に復活しました。日本ではメーデーが祝日ではないため、労働者が集まりやすい日に開催日を設定しています。
メーデーは、労働者の権利を主張する日であり、労働環境の改善や賃上げを求めるストライキ、デモ行進、集会などが行われます。
また、メーデーはヨーロッパの伝統的な春の訪れを祝う祭でもあります。5月1日には、広場に立てたポールの周囲で踊ったり、「五月の女王」を選んで花の冠を被せたりする風習があります。
このように、メーデーは労働者の権利を主張する日としてだけでなく、春の訪れを祝う日としても重要な意味を持っています。
令和改元の日
「令和」改元の日は、2019年5月1日に新しい元号「令和」が始まった日です。
この日は「令和はじまりの日」や「令和スタートの日」とも呼ばれます。
元号「令和」は「平成」の後に続くもので、日本に現存している和歌集の中で最古で、奈良時代末期に成立したとされる「万葉集」から引用されました。
「令和」は、日本史上初めて元号の出典が漢文で書かれた書籍「漢籍」でなく、日本の古典「国書」となったことも特筆すべき点です。
改元に至る経緯については、当時の天皇であった明仁天皇(現上皇)が譲位の意を示したことがきっかけであり、新元号が憲政史上初めて改元の一ヵ月前に「事前公表」されたことも異例です。
「令和」のローマ字表記は「Reiwa」で、政府高官によると、近現代の元号と同じ頭文字となる「M、T、S、H」の各案は当初から除外されました。
また、「れいわ」の発音については元号法はあくまで元号の漢字とふりがな表記のみ定めるものであり、アクセントについては特に定められていません。
「令和」は、日本の歴史において重要な節目であり、新たな時代の幕開けとなった瞬間です。
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無かったので
今日は今日という記念日をいろいろ検索してみた