今日は糖尿病内科の受診日でした。

先生に今までの血糖値の記録を見せ、夕食後の血糖が上がりやすいため主菜を少なめにしてその分朝食べていると説明し

ひとまずインスリンはしなくて大丈夫そうとのことだったのですが


「75gOGTTでは引っかかったの空腹時だけだったから、食後は上がらないと思ってたけど意外と上がってたんですねー。これは意外な結果でした」


と言われて

ん?この言葉はどう受け止めたら良いんだ…と少しモヤモヤ真顔


実はOGTTの時産科の看護師さんに「待ち時間に歩いてきていいよー」と言われ歩いてしまったため、

運動の効果で1時間値と2時間値が低くなったのかと最初心配していて、

糖内初診の時に尋ねたら

「それはあんまり関係ないんじゃないですかね」と言われたので安心していたけれど、

実際はやっぱり影響していたということなのかはてなマークと思い再度尋ねたところ、

先生側にそんな意図はなく単なる感想のようでした。


いやわかってたけど…

なんていうか、こっちは毎日綱渡り的な気持ちで食事して血糖測ってるから、先生の何気ない一言が気になってつい裏を読んでしまう悲しい


その後夫にこのモヤモヤをぶつけつつ(笑)、

なぜこんな気持ちになったのか考えてみました。


結論。

私はやっぱり心のどこかで妊娠糖尿病になった(のは自分のせいではない)ことを受け入れられてないのかな、と思いました。


妊娠糖尿病は、胎盤からのホルモンの影響でインスリンが効きにくくなり、血糖が上がってしまう病気。

これまでや現在の生活習慣が悪いわけではなく、遺伝や体質の問題。

どんなに努力していたとしても(実際GDMで努力していない人の方が珍しいと思う)、それ以外の要素で数値は簡単に良くなったり悪くなったりする。


頭ではわかっているし、他の人のGDMに対しては心からそう思っているのに、自分のことになるとまだ努力が足りてないんじゃないかとか、こんなに頑張ってるから評価してもらえるはずだとかの考えになってしまう。


だから先生の反応が気になるんだなと思いました。


こういう考えに囚われてしまうのは、これまでの管理栄養士としての社会経験から来るものなのか…

管理栄養士は食の知識は豊富ですが病態の知識は弱く、こと生活習慣病に関しては食事療法で良くなると思っている人が多いと思います。これは大学などの管理栄養士養成課程の教育の偏りによるところが大きいと言われていますし、実際に私もそうでした。

いや、管理栄養士に限らず他の医療従事者や世間一般の人たちも、生活習慣病が食事療法や運動療法で良くなることが多いからこそ、そうでない人たちのことを理解しづらく安易に「努力不足」と決めつけやすいのではないでしょうか(確かにそういう患者さんも多いけど…)。


そして私の場合は親の影響も大きいと思います。

働いていた頃健診で血圧を測ると高く出ることが多くて、それを親に話すと「塩分の多いものばかり食べるからだ」と父親に必ず怒られました。


確かに私は生ハムもラーメンも好きだけど、月に1回以下くらいの頻度でしか食べていなかったし、ラーメンの汁は必ず残します。普段の料理も薄味です。

けれど、第一子の妊娠中も血圧が高めだったので、自宅でも測ってみたところ全く高くなく、白衣高血圧だと気付きました。

それからは健診での血圧測定前に深呼吸をするようにすると、正常値が出るようになりました。


もちろんこれからも減塩は意識しますが、

こんなことならもっと早く白衣高血圧だと気付きたかった。そうすれば無駄に自分を責めずに済んだのにと思います。


今回GDMになったことで気付かされることが本当に多いです。

日々の血糖測定結果や人の言葉に自分がどう思ったか、どうしてそう思ったか、を忘れないようにしていきたいなと改めて思いましたガーベラ