妊娠糖尿病と診断された時のことを書きます。


まず、妊娠初期の血液検査で血糖115で引っかかりました。

この時は「朝食の影響が出たのかな」という思いと、「もし妊娠糖尿病だったらどうしよう」という不安が混在していました。


それから後日、75g OGTTという甘いサイダーを飲んで血糖をみる検査を実施。


診断基準は

空腹時92以上

1時間値180以上

2時間値153以上


私の結果は

空腹時99

1時間値160

2時間値135


ということで空腹時血糖のみ引っかかり、妊娠糖尿病の診断となりましたガーン


産婦人科の先生には

「妊娠糖尿病の原因はよくわかっていないんです。だから自分を責める必要はないですよ」

と言ってもらえたけど、やっぱりショックでショックで。


正直この時は赤ちゃんのことよりも、これから子供2人を大人になるまで育てられるんだろうか…とか

産後糖尿病になってしまったら、管理栄養士としての再就職が不利にならないだろうか…とか

自分の心配で頭がいっぱいでした。


数日は眠れず、泣いて夫に愚痴る日々。炭水化物を食べるのが怖くなり体重も2キロ減ってしまいました。

でも夫にも「糖尿病になったって、ちゃんとコントロールすれば普通の人と変わらないから大丈夫。」と言われて、確かに何かが大きく変わってしまった訳ではないと思えるようになり。

同じ医療職の人でも結構GDMになってる人はいて、そんな人たちのブログに励まされたり(今回ブログを始めたきっかけのひとつでもあります)。

周りの人達に(自分のメンタル的に話せる人は限られていたけど)話を聞いてもらってたくさん元気付けてもらいました。


それから検索魔と化していた時に見つけた言葉。

「誰だって将来病気になる可能性はある。GDMになった人は、『ママは将来糖尿病になる可能性があるから気を付けてね』と赤ちゃんが早めに教えてくれた。未来を一時的に先取りしただけ」

「一病息災  何も病気がないより、一つくらい病気がある方が健康に気を遣うようになるので、結果的に健康に長生きできる」

そうか、そうだなぁと思えました。


内科受診の時にも先生にたくさん質問しました。

中でも一番聞きたかった、

「産後も食事と運動に気を付けていれば、将来糖尿病になることは予防できますか?」

という質問に、先生はきっぱりと

「できます。」

と答えてくださり、とても安心しました泣くうさぎ


GDMって、2010年に診断基準が厳しくなり今や妊婦の8人に1人がなっていて、決して珍しい病気ではないんですよね。

そして、妊婦がストレスや不安を抱えることは血糖コントロールにも胎児にも良い影響を与えないのに、安心できる情報が本当に少なくて。


不安を抱える妊婦さんが1人でも減ってくれたら嬉しいなと思い、この記事を書きました。