血栓症になりますよ?

と医者から脅されて

しかたなしに(?)、買い物に出かけることを決意したLobyでした…

 

怖がる患者



いや、これは少し(かなり?)大げさで、脅されたのではなく、やさしく注意されただけです。

上のイラストでは白ヒゲのお医者さんになっていますけど、実際のお医者さんはまだ30代手前の若いお医者さんで、病院の医者ではなく、Lobyが1年前から始めたある治療でお世話になっているお医者さんで、優しいのと丁寧な診察でかなり有名なお医者さんです。


ともあれ、最小限の事(トイレとか洗顔・歯磨きなど)以外、2週間もずっと寝たきりの生活は、シロウトのLobyが考えてもよくないので、勇気を振り絞って買い物に出かけました。

勇気はともかく、実際のところは通常の食料・生活必需品買い物プラスパネトーネを買いに行ったのです。

 

年末のスーパー



クリスマス前になると… 

当然、町はすごい混雑&渋滞になって…

とてもじゃないけど、自動車では町に行けなくなるので

例の日系人経営の大型スーパーでいつも通りパネトーネを大量に仕入れました。

パネトーネは、酒類と合わせて年末の主力商品の一つだけあって

これでもか、これでもか、と言わんばかりに並べられています。
 

panetones




パネトーネは、このブログでも何度も紹介しましたが、年末特有の菓子で、クリスマスや新年に親戚&日頃お世話になっている人たち&親しい友人などに贈る、いわばブラジル版お歳暮みたいなものです。
 

pannetone



 

linnne



さて... 

Lobyが入院していた時、スマホもパソコンもないので、もっぱら哲学をしていたと前回書いたところ、多くの方からどんな哲学をしたのか、と訊かれました。


哲学の話の前に少し寄り道を

Lobyが、ある治療を1年前から始めたことを上述しましたが、

同じ日に、同じように鼠径ヘルニア手術をした人と同じ病室になりました。

奇しくも、その人は何と16年だか同じ治療をしているそうで

その人から声をかけて来ました。

Jさんという、Lobyとあまり変わらない年のブラジル人男性で、Lobyのことを治療センターで何度か見たことがあるので覚えていてくれたそうです。Lobyの方は、その人の事を覚えていませんでした。

何百人も治療に通っているそのセンターで、同じような顔のマスクをしたブラジル人なんて覚えているはずがありません。
しかし、日系人は数人しかいないので、誰でもすぐ覚えるわけです。

スマホもないし、TVでW杯観戦も出来ないので、そのJさんともっぱらおしゃべりを。
楽しい数時間でした。
Jさんの話によれば、何と娘さんが3歳の時に奥さんが浮気をして離婚したのだとか。
始めは別れた奥さんが娘さんを育てていたそうですけど、あまり感心できる育て方をしていなかったのでJさんが引き取って、以来、大人になるまで立派に育てたのだとか。
彼も高齢なので、その娘さんが付き添っていましたけど、少し会話しただけでも立派に育てられているとわかりました。

ちなみに、その娘さんは現在、教師をされているとか。
十何歳のお孫さんもいて、今は幸せに暮らしているそうです。
まさに感動する話でした。
Lobyも負けずに、今までの苦労話などをたっぷりとしてあげましたが


あれれ… 

もうかなり書いてしましました。

ブログの文字数制限もありますので(そんなものありませんけど)

哲学の話は次回ということに


linnne


え?

W杯の話はしないのかですって?

そんなの、ブラジルチームが敗退した時点で興味をなくしてしまいました。

フランスが勝とうが、アルゼンチンが勝とうが、どうでもいいです。

 

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