おはようございます。

しばらく続いているマレーシア旅行記

本日は

ツアーの間にいただいた

肉骨茶(バクテー)についてです。

上の写真左側が汁のない乾燥したバクテー

右が麩の入ったスープのあるタイプのバクテー

麩というより、揚げてあるので

油揚げぽく感じました。

 

バクテーをいただくことは

わかっていたのですが、

どんなお店でランチをいただくのかな、と

思っていたら、

周りにあまり観光するところが

なさそうな場所でした。

 

娘に今ランチ中!!と送ったら

場所をチェックして、

「また、ローカルしか

行かないような場所にいるねビックリマーク」と。

 

平日13時近かったと思うので、

お店はそんなに混んでいなくて、

本当に近所の人がきているお店、

という感じでした。

 

説明してくれた中華系の

ガイドさんの話だと

バクテーは

昔中国人が

労働力として

錫やスパイスを運ぶためにやってきて、

重労働なので、

簡単にできて、力がつく

お料理として、考えたものだそうです

 

骨付きの豚肉

(イスラム教の人は食べない)を

運んでいるときに袋からこぼれた

スパイスを入れたスープで煮る

お料理

 

だから、中国にも台湾にもない

お料理だそうです。

祖先の話をする

中華系のガイドさんは

観光の案内の時より

伝えたい気持ちにあふれていて

その力がつくお料理を

4人で(他に2人の参加者がいました。)

しっかり味わっていただきました。

 

最初はそれほど辛いと思わないのに、

唐辛子も入っているので、食べ続けると

ちょっと口の中が辛くて

お茶も欲しくなる、

しっかり味の付いたお肉。

ご飯も進みます。

 

ガイドさんは小皿に

お醤油やネギ、

みじん切りのガーリックを入れて、

これに付けて食べて、と言っていた

ようですが、

結構しっかり味がついているので、

その調味料は

誰も使わずいただきました。

 

「これを食べたら

明日は皆さん力がみなぎって

元気にぱっと起きられます。」

 

翌朝、ぱっと起きられましたが、

私はいつも旅の間は

結構早起き人間なのと

年齢が上がってきて、

早起きになっているので、

バクテーのおかげかどうかは

今一つはっきりしていませんが、

旅の間

元気で過ごせたので、

やっぱりバクテーの

おかげかもしれません。

いただいたのは、

三美肉骨茶

SAMY & MIN BAK KUT TEH

というお店でした。

 

このスパイスをブレンドしたものを

スーパーなどでも

販売しているので、

皆さん是非作ってみてください、と

力強くおっしゃっていました。

 

後で夫が調べたら、

クアラルンプールの中心地の

ショッピングモール

パビリオンにも

創業者の子供が経営している

同じお店が

今風のカフェっぽい感じで

入っていました。

(外から場所をチェックして

中の様子はみていません。)

パビリオンは、観光客と

お金持ちが行くショッピングモールらしく、

お値段も本店とは、

違うようです。

(もちろん、場所代がありますね。)

次回そちらのお店に

行ってみようかな。

 

娘から

私も同じようなのを

ローカルのお友達と

食べてるかもしれないけど、

そういう話を聞いて食べている

わけじゃないから、

ツアーで

歴史を知れるのはいいね、と

言っていて、

確かにそうだな、と思いました。

 

バクテーをいただいたら、

マラッカはちょっと遠いし、

暑そうだから、

行かなくてもいいかなと

思っていたのが、

やっぱり

マラッカ海峡の

歴史を知りたいし、

実際に行きたい、と

思うようになりました。

 

次回のマレーシアの旅は

マラッカに足を延ばすかな?