何を大切にするか

 

なんだかんだで世界中を旅して、英語圏じゃない変わった言葉の国なんかにも最近はよく行くんですけど

世界に行く時、その土地その土地のありがとうという言葉を大切にしてます。

 

どこの国の人々も自国の言葉でありがとうを言われると嬉しいものです。

そして、できるだけその地方だけの言葉でありがとうを言うとさらに喜ばれます。

 

先日、スペインのバスク地方に行きました。

スペイン語のありがとうはグラシャス

でも、バスク地方の人々にはバスクの人達だけが使うバスク語というのがあります。

もちろんスペイン語で通じるんだけど、せっかくなのでバスク語のありがとうを調べます。

 

そして、お店などでそのありがとうを言うと

めっちゃ喜ばれます。

 

で、今回のこのバスク語のありがとうだけど、なかなか覚えれなくて、いつも最後にちょっと待ってって顔して、ポケットから小さな紙を取り出して、エ、エ、エスカリーカスコと言うと

ポケットから取り出す最中に何があるんだろ?って空気になって、そしてありがとうが飛び出す。

まー、めっちゃ喜ぶわけです。

 

その後、このエスカリーカスコも暗記して普通に言えるようになったけど、最初の頃のポケットから取り出して一生懸命ありがとうを言ってる時の方が喜んでたなーって思って

暗記したありがとうは頭の中から消して、毎回、小さな紙を取り出し、一生懸命ありがとうを伝えるようにした 笑笑

 

俺はありがとうを伝えたい。でも、ありがとうを伝えたいだけじゃなく、コミュニケーションをしたい、そして何より笑顔になってほしいし、笑顔の交換をしたい。

 

そのためには上手な言葉より片言の一生懸命のありがとうの方が俺には向いてるようだ!

 

なので、綺麗に話せる人には、何やってるの?さっさとありがとうくらい暗記しろよって思われるかもしれないけど、一生懸命あなたに伝えたいと思ってますって空気を大切にしたいと思ってる。

 

まー、みんな得意なことをやれば良いってことなんやけどね

 

綺麗に話すのはそれが得意な人に任せます

俺は一生懸命のありがとうを世界の皆さんに^_^

 

ちなみに、かならずその国のありがとうと連呼して、日本語のありがとうも続けるようにしてます。

やっぱり、母国語のありがとう。これもいいよね。

相手に言葉わからなくてもなんとなく気持ちが伝わる気がする。

なので、困った時は心をこめて日本語で話してます 笑

 

さー、君は君が大切にする世界を育てていこう^_^