こんにちは!
今日も来て頂いてありがとうございます。
すっかり後遺症とやらにやられています。
漢方の力を信じて頑張っています!
みなさまもご自愛、ご注意ください。
さて先日、スタッフさんが頑張っている場面に遭遇しました。
50代前後の女性のお客様、ローヒールパンプスの接客です。
ニーズは「自転車通勤・雨の日でも履ける」のようです。
スタッフはそのニーズから「合成皮革で防水加工」のローヒールパンプスをご紹介していました。
ご紹介の最中にお客様はそれぞれのパンプスに何度も「これは雨大丈夫?」と確認をされています。
けれどもお客様はどのパンプスも「デザインが気に入らない」。
ふと見て「デザインが気にったのは本革のパンプス」でした。
何となく予想が付きますよね(笑)
お客様はスタッフにしきりに「これでも雨は大丈夫よね」と何度も同意を求めて来られます(笑)
スタッフは「防水スプレーをしっかり振れば多少はマシだと思いますが、そもそもが防水加工ではないので多少は濡れると思います。」「もし完全に濡れたくなければ防水加工品で多少濡れてもいいなら本革品をお選びになられてはいかがでしょうか」と正しく説明を行っていました。
けれどもお客様は「防水スプレーをかなりしっかり振れば本革でも大丈夫よね?」と折れない(笑)
思い込みで同意をお求めになられたり
間違えた知識を妄信されていて修正が出来ないお客様
意外とどの業界でもいらっしゃいますよね。
こういったお客様に対して(言葉を慎重に選びながら)「これを選択した場合は望む結果には辿り着かない」と言うことを真摯にお伝えすることが出来ているか。
これが今の時代に求められている販売員像と思います。
当然ながら「言い方」「伝え方」を配慮するのは、大前提です。
もしかしたら今回のお客様は、「デザイン>防水加工」かもしれません。
自分に都合のいい返答だけをしてくれるショップを探すタイプのお客様もいらっしゃいます。
(結構多いです)
けれども私たちは、ドリルのお話のように「商品を買って頂くことで手に入る豊かな未来」を販売しています。
いつもそのゴールをイメージしておきましょう。
「この方のゴールって何だろう?」
それが出来ていれば、「真の真摯な対応」が出来ると私は考えています。
最初のスタッフさんですが最終的に
「デザインを気に入って履いて頂くことも素敵なのですが、私個人的には雨の日も自転車で通勤されると最初に伺ったたので完全防水加工の方が長く使って頂けるイメージが湧きます」とお伝えされていました。
お客様も最終的には(レジで)「そうよね、それを探していたのよ」とご納得されていました。
プロとしてのNOを使いこなす
ご自身の接客行動をワンランクアップするために、ぜひ取り入れてみてください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。