フィギュアスケートを観る楽しみといえば、美しい音楽とそれに合わせたプログラム、そして衣装ですよね
もし衣装がスピードスケートのようなスポーティブなものだったら、こんなに夢中になっていないと断言できます
だって、羽生結弦選手が、スピードスケートのもじもじくんみたい(古い)なつなぎ
を着てたらどうですかぁ
絶対イヤです
羽生選手の練習着はそれに近いものがあるけど、これだったらカッコいいけど、問題は頭の帽子(?)ですよね
アイスダンスの人が、男女でスピードスケートのウェアを着てダンスを舞っていたら
想像するだけで、悲しくなってきます
というか、爆笑でしかないかも
そんなの見たら一週間は笑えそう・・
ということで、今日はフィギュアスケートの衣装についてちょっと考えてみようかなぁと思います
衣装のルールを確認すると、
①過度な露出を禁止する。また、裸を連想させてはいけない。
②女性はタイツを着用、男性は長パンツ着用。
※2018年に男性のタイツ着用が許可されたようだが、2020年の今までタイツを着用した男子選手をみたことがない。
③仮面の着用不可。小道具の所持禁止。
④アクセサリーや小道具禁止。
⑤コスチュームの装飾は取り外し不可。
大きく分けるとこんな感じのようです。
もし、これらの違反があった場合はプログラムについき1.0点の減点です。
でね、元々フィギュアスケートは衣装の厳しいルールってなかったみたい。
でも、カタリーナ・ヴィットさん(旧東ドイツ)がそのルールを設けるきっかけになったとか。
そう、ヴィットさんといえば、世界に出たての伊藤みどりのライバル。
当時はほとんどヴィットさんに伊藤みどりは負けていたんだけどね
そのヴィットさんがスカートが付いてないように見える青いコスチュームを着用して、下品だとルールが設けられたよう。
これが、俗に言う「ヴィットルール」です。
何らかのルールを設けるべきってなったきっかけみたいですが、世界のルールって実際にルール違反かどうかは別の話になることが多いんですよね。
このルールは微妙に毎年変わっていて、2005年以前は女子選手はスカートが付いていなければならないとあったけど、パンツ姿もOKになってます。
また、以前は長袖という規定がありましたが、今は袖なしもOKになりました。
宇野昌磨選手が半袖を着てたり、女性のキャミソールタイプの衣装はよく見ますよね。
記憶に新しいところで、衣装の減点になってしまったのが、2016年スケートカナダFSで本郷理華選手が衣装が理由で減点1.0になっていました。
これは、何が理由なのか不思議に思うところもあるのですが、よくよく衣装を見てみると・・・
スカートが透け素材で、一部にスカートが付いていない部分があります。
これは、カタリーナ・ヴィットさんの衣装とちょっと似てる・・・
ヴィットさんは真ん中の部分にスカートが付いていないように見えます。
これがダメでルールができたくらいなので、減点した一人の審判はこれを思い出したのかもしれませんね。
ちなみに、男性がノースリーブを着ても一応OKですが脇毛を直に見せてはいけません。
直に、というところがポイント
だから、衣装から脇毛が透けて見えるのはOKらしい
要は、隠す意図があるからOKとか(笑)
私はわざとじゃなくても、脇毛を透けさせるのはやめてほしいけどなぁ(爆)!
女性の髪の毛についても、こんな注意されたという事件が過去にあったそう。
2005年10月のインターナショナルチャレンジで安藤美姫選手が長い髪を下ろして演技したところ、日本スケート連盟が
「落ちた髪を次の滑走者が踏んだら転んでしまうかも」
という理由で安藤選手に注意したらしい。
フィギュアスケートは、リンクに落下するということがないように衣装や選手の毛について言及しているという感じだろうか。
男子で半袖以上着ている選手はいないの?
居たんですね〜
2016年グランプリファイナルでアダム・リッポン選手(アメリカ)がちゃんとワキ毛なしスタイルでタンクトップの衣装で登場。
もちろん減点はありませんでしたよ
実際のところをまとめると
透けへそ
へそ見せ
透けワキ毛
ワキ毛
ヒゲ
透け乳首
故意ではなく衣装が脱げてしまう
帽子
女性のノータイツ
胸毛
胸毛は、ダメってルールみたいだけど、アイスダンスのパパダキス・ジゼロン組のジゼロンさん胸毛出ていることありますよねぇ。
でも減点されてはいないようなので、不透明なところです。
フィギュアスケートの衣装、いろいろ面白いですよね
これを頭に入れて観ると一層楽しめるかも
で、この内容をYouTubeにアップしました
自分で言うのも何ですが、よくできました
よかったらご覧下さいね
ではまた
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