こんばんは。
今回はスプリセルの話。
慢性骨髄性白血病の治療は、グリベック(一般名イマチニブ)の登場で大きく変わりましたが、
すべてが解決したわけではありません。
もともとグリベックが効かない人もいるし、
耐性で効かなくなる人もいるからです。
スプリセル(一般名ダサチニブ)は、そういった人たちの第2次治療で効果が期待されています。
また、フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ性白血病の治療にも使われます。
この分子標的薬の登場によって、白血病治療は新たなページを開くことになります。
グリベックが第1世代、スプリセルは第2世代と言われてます。
グリベックの登場で慢性骨髄性白血病の治療は劇的に改善されました。
しかし、そのグリベックも効かない人、効かなくなった人に、次の一手です。
スプリセルによる治療では、血液に対する副作用が現れることがあります。
その中で比較的重い症状(グレード3、4)でみると、血小板減少が約半数の患者さ
んに見られます。
また、胸水が現れるケースがあるのも、スプリセルの特徴といえそうです。
血小板減少は血液検査で、胸水は胸部X線撮影で発見できます。
胸
水が発現する症例では、約半数が服用開始から4週間以内に現れているので、
服用1カ月後のX線検査が重要です。
副作用の現れ方は、投与量によっても異なっています。
スプリセルの用量は、慢性骨髄性白血病の慢性期では100mgを1日1回。
慢性骨髄性白血病の移行期
と急性期、
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病では70mgを1日2回となっています。
当然のことながら、投与量が少ないほうが、副作用も軽く
なっています。
副作用もグリベックとは異なるようです。
私の主治医によると、まぶたの浮腫や筋肉がツルいった副作用はスプリセルには無いようです。
筋肉がツル事が、仕事や日常生活に差し障りがあるようなら、スプリセルに替えても良いんですが、
グリベックが良く効いてるので、このままの方が良いでしょうって事です。
治療に選択肢があるのは嬉しい限りです。
でも、いつまで飲み続けるんでしょうか.......。
スプリセルは確かグリベックより高いはず......。
しゃーないいっすね。