生涯賃金とは、人が一生のうちに得られる合計賃金の額のことを言います。
基本的には学校を卒業して職に就いてから、定年退職するまでに得られる合計賃金ということになります。
学生中のアルバイトなどは含まれていません。
生涯賃金は、学歴や男性か女性かによって大きく異なります。
学歴の高い人ほど高く、女性よりも男性の方が高いというのが現状となっています。
例えば2007年の統計では、同一企業で勤続した場合の生涯賃金は、男性では中卒が45年間の勤務で2億2,000万円というのに対し、大卒や大学院卒では38年間の勤務で3億円というようになっています。
女性では中卒が1億5,000万円、大卒や大学院卒が2億6,000万円となっています。
大卒や大学院卒の方が、中卒よりも勤務年数が少ないにも関わらず生涯賃金が高いというのは、学歴が収入に大きく関わっているということを意味していると言えます。
また役職などに就く割合が男性の方が多いという意味でも、女性より男性の生涯賃金の方が高いということが言えます。
ただしこの統計は終身雇用を前提としたものであるため、フリーターやニートなどが増えている現在は、必ずしもこの額が基準になるとは限りません。