住宅ローンが通らない(理由を公開できるケース1) | 住宅ローンあれこれ話

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あるときは金融機関で住宅ローンの審査担当、またあるときは不動産プランナー。
両方の立場を知るからこその話題をお届けします。

住宅ローンの審査ですが、自分が携わっているところでは


事前審査→1次審査→2次審査でOKなら仮承認→(金消契約)→本審査でOKなら本承認


といった流れになっているようです。


住宅ローンの審査具合ですが、事前審査の段階で通らない(否決)のはだいたい1割くらいですね。


通らない理由が公開できるケースとできないケースがあります。


公開できるケースというのは理由があきらかなケースです。


例えば、前年度年収や前々年度年収といった審査対象の金額と返済額の比率がオーバーしているケース。


 〇年収400万円未満の場合 返済額30%以下
 〇年収400万円以上の場合 返済額35%以下


ところが返済額には利息が発生しますので、審査利率がいくらであるかは金融機関ごとに違いますし、タイミングでも異なります。


家を買ったり建てたりする際に担当者が住宅ローンについて詳しいと、ボーダーラインギリギリの時にも「今ならA銀行の審査が甘い!」だとか情報を掴んでいるので心強いです。


まぁ自分の場合は、情報を掴んでいるどころか実際に審査している「中の人」なわけですが(笑)