夫がインフルエンザに罹患すると同時に、ついにトイレが詰まり、インフルエンザで高熱にもかかわらず、夫がせっせとトイレの詰まりと闘ってくれました。
ということで、今回はトイレ詰まりの解消方法についてレポートします。
一番最初にやること
10分ほど待って、トイレの水位が下がるかどうかを確認します。
わが家の場合は水位が異常に下がってしまったので、詰まりに気がつきました。
以下の場合もトイレが詰まっている可能性があります。
・水の流れが悪い
・水を流すと水位が上がってくる
・異音がする
そもそも便器の中の水は、排水管から異臭が上がってくることを防ぐ(タラップ)役割をしています。
トイレ詰まりの解消方法
バケツで水を流す
バケツ(もしくはペットボトル)を使い、便器の排水溝に向けて水を流し込みます。
水の流れや水圧によって詰まりが解消される場合があります。
少し高めの位置から排水溝にピンポイントで水を流します。
このとき、一度に大量の水を流してしまうと、便器から水が溢れる可能性があるので気をつけて。
スムーズに排水され、水位が正常に保たれるまでこれを数回繰り返します。
お湯を流す
トイレットペーパーのように本来水に溶けるものが詰まっているときに有効な方法です。
お湯を流すことでトイレットペーパーを溶けやすくし、詰まりを解消します。
便器の排水溝に向けてバケツでお湯を流します。
数回にわたってお湯を流したら、1時間ほど様子をみます。
その後、バケツで水を流し、スムーズに排水されるか、水位が正常に保たれるようになったか確認します。
注意:熱湯はNG!⚠️⚠️⚠️
多くの便器は陶器でできています。
熱湯をかけると便器が傷んだり、割れてしまうことがあるため、お湯の温度に注意しましょう。
必ず40℃~60℃程度のぬるま湯を流すようにしましょう。
重曹とクエン酸を使う
重曹とクエン酸(お酢)を混ぜると炭酸ガスの泡が発生し、便や尿石などの汚れやぬめりを落とす効果が期待できます。
〈用意するもの〉
・重曹 1/4カップ
・クエン酸(またはお酢) 1/2カップ
・お湯 40℃~60℃のぬるま湯 便器の水位の半分くらい
まず、便器の排水溝に重曹をふりかけます。
つぎにクエン酸(またはお酢)を入れます。
※必ず重曹→クエン酸の順で入れること
お湯を入れて泡立ってきたら1時間ほど様子をみます。
バケツで水を流し、スムーズに排水されれば、詰まりが解消された証拠です。
ラバーカップを使う
最も一般的な解消方法です。
ラバーカップはいわゆる「すっぽん」と呼ばれ、長い柄にゴムでてきたカップ状の吸引器具が付いた道具です。
マートで10,000₩ほどで購入できます。
〈ラバーカップの選び方〉
ラバーカップは用途や便器の種類によって異なります。
・和式トイレ、排水溝用
カップの底が平になっています。
・洋式トイレ用
カップの底が出っぱっています。
・つば付き
節水型のトイレなど形が複雑な排水溝にもフィットします。
〈ラバーカップの使用方法〉
事前に便器の周辺に汚水が飛散しないよう、床にビニールシートや新聞紙を広げます。
次に便器の水位を確認します。
水位が高い状態でラバーカップを入れると汚水が溢れる恐れがありますので、水を排出し、水位が便器の上位から10cm程度低くなるようにします。
逆に水が少なすぎてもラバーカップの効果が出ませんので、水位が低い場合はバケツで水を足しておきます。
便器の周辺に汚水が飛散することを防ぐため、ビニールシートで便器を覆います。
ビニールシートの中心に穴を開け、ラバーカップの柄を通します。
便器の排水溝にラバーカップをゆっくり押し込んで密着させたら、勢いよく引っ張りあげます。
スムーズに排水されるまでこれを数回繰り返します。
詰まりが取れたようであれば、バケツでゆっくり水を流し、スムーズに排出されるか確認しましょう。
このとき、いきなりタンクの水を流さないようにしましょう。
詰まりが解消されていないと、水が溢れてしまう可能性があります。
トイレ詰まりを放置してしまうと、故障の原因になってしまい、さらなるトラブルにつながってしまいます。
どうしても詰まりが解消しない場合は、管理人さんや業者に依頼しましょう。