他人から認められたい。
より良い地位を与えてもらいたい。
今以上に給料がいただきたい。

そんな欲望がありますなにゃー

もし、その願いを適えてくれる人がいたなら、
自分を引き上げてくれる人がいたなら、
その方にすがりたいと思ってしまうものでしょう。

それが悪魔であったとしても・・・ドクロ

唐突ですが、
飯田道子さんの「ナチスと映画」を読むと、
アルベルト・シュペアー(またはシュペーア)さんも、
そんな感じだったというんです。

この方は、売れない建築家として悶々と
日々をおくっていたところに、
あのヒトラーの目に止まるんですね目

まさに運命を変えてくれる人として登場するのです。

で、シュペアーさんは、
ニュルンベルク党大会場や
ツェッペリン広場などの設計を任され、
瞬く間に、かどうかよく知らないけど、
とにかくナチス時代を代表する建築家に
なったのでありますな。

そういえば、「ヒトラー ~最期の12日間~」でも
登場されましたね、この方映画

ま、自分の才能を買ってくれる人がいたなら、
その方の期待に応えたいというのが、
悲しい哉、人間のサガでありますからね。

それに、当時、ドイツにおいては、
国民的ヒーローだったんですから、ヒトラーは。

だから、この人、ヒトラーが悪魔だとは
ゆめゆめ思わなかったんじゃないかなって・・・あせる

さて、僕ですが、残念なことに、
まるっきり才能がないので
天使からも悪魔からも見放されております。

質の悪い人間と出会い、
反面教師にするのが精一杯ってとこかなしょぼん


まな板三寸 どぜうの旨煮-右がシュペアー、かな?