豆腐は良い、とは昔から言われているんですねわんわん


青木正児氏の「酒の肴・抱樽酒話」に依ると、
その「良い」には三つあるというのです。


肉魚と違い、どこを食べても同じヒヨコ


それに歯にはさまることもないぶーぶー


加えて、柔らかく、さっぱりとして、生臭みがない馬


これを「豆腐三徳の賛」というんだって音譜


これは中国は元代の儒臣であり、
文豪の誉れ高き虞集のことばとか。


この虞集さんは老い、且つ歯も目も悪くしていたから、
肉や魚よりも豆腐を好んだというのですにひひ


なるほど、豆腐を褒めるのも合点がいく。


続いて、上記の青木氏は、

酒の肴にも豆腐が良いと。


それは酒と一緒に蛋白質を摂れば
肝臓に対する酒毒を消す効果があるからって。


これからの季節、やっぱ、冷や奴ですねラブラブ!


で、食すとなると、

山口の豆腐が極めて上等と説きます。


それに比べ、京都の豆腐は悪くて腹が立つとプンプン


「山口の豆腐は日本一」ビックリマーク
そう絶賛するにもかかわらず、
山口の豆腐はなぜに旨いのか、よく判らないんだとか。
水なのか、大豆なのか、判断できないって。


そういえば、山口の秋芳洞で豆腐を食べましたひらめき電球


二人で一皿注文したけど、名物だったら、
二皿注文しとけば良かった。


でもそうしてたら、記憶していなかったかも・・・あせる


大豆から出来るのは豆腐ばかりでなく、
湯葉という有名なものがありますな。


これは京都の湯葉でないと上等ではないのだとか。


今度、京都に行ったら、湯豆腐なんぞは戴かずに、
湯葉を頂戴したいなぁ。是非とも。



まな板三寸 どぜうの旨煮-冷や奴です。