伏見稲荷大社のオダイのお話です。
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五代目Muleです。
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霊能一代は京都伏見稲荷大社の、伝説のオダイと呼ばれた人のお話です。
砂澤たまゑ 大正11年1月1日生まれ
稲荷信仰の行者（オダイ）。稲荷神など神の声が聞こえる稀代の霊能者だった。若いころから厳しい行をおこない、京都府福知山市の内記稲荷神社を世話しながら神様を祀っていた。
1922年（大正11）1月1日、兵庫県朝来郡和田山町（現在の朝来市）に生まれる。
1929年（昭和4）初めて伏見稲荷大社に参る。同年大蔵尋常小学校入学。
1935年（昭和10）尋常小学校を卒業し大阪に出て働く。
1939年（昭和14）伏見稲荷より御神璽を受けオダイになる。
1944年（昭和19）旧満州（中国東北部）に渡り、1945年（昭和20）8月に帰国。戦後本格的にオダイの仕事をはじめる。
1954年（昭和29）から伏見稲荷で講習を受け、1957年（昭和32）に四級教師となり、扱所を設立。
1962年（昭和37）鳥取に移る。
1965年（昭和40）京都府福知山市前田に教会設立、翌年に三丹支部設立。
1973年（昭和48）福知山市内の内記稲荷神社に移り神職を兼ねる。
1992年（平成4）特級支部に昇格。
1994年（平成6）一級教師となり、仁階を授与され、最高位を極める。
2005年（平成17）内記稲荷神社を離れる。2009年9月11日に逝去。
伏見稲荷大社から仁階という最高位を授与されているんですね。
これはほとんど受けられないそうです。
このたまゑさんの人生が、すさまじい。
でも大正とか昭和初期は、こんな時代だったのかなというところもあります。
小学校5年の時に、困っている家に手伝いに出されて、
病人の世話、家事、子守り、農作業までやっていた。
今だと児童虐待だの人権問題になってしまいますね。
終戦後、いろいろな問題を抱えていて、
たまゑさんは、自殺をするんですね。
城崎温泉駅のほうのトンネルの入り口から、飛び込みをしたのだそうです。
そしたら列車の上で跳ねて、線路脇で手を合わせたまま座ってたそうです。
死なせてもらえないんですね。
ちょっと笑っちゃいますけど。
とにかく霊能力がすごくて、
その上に修行をしているので、その力で人を救っていました。
いろんな話がでていますが、
部屋に閉じこもって、食事もとらなくなった娘さんを、親が連れてきたことがありました。
ご祈祷したら、この人の家の近くの海に沈んでいる死体の霊が憑りついていたそうです。
それも20年も前の。
除霊したらすっかり元気になったという。
最近は悪霊に憑りつかれている人が増えているそうです。
暴れたり、自殺未遂やリスカ、幻聴に悩まされたり。
若い人は生まれたときから母親が至れり尽くせりでなんでもやってもらっている。
自分は食っちゃ寝、食っちゃ寝のだらしない生活しかしてないから、
心も弱いしすぐに憑りつかれるそうです。
まあ、物に不自由しないと感謝の気持ちも忘れるしね。
人の心から神様がいなくなったとも言っています。
それにはどうしたらいいのか・・・・
病気を治した話とかいろいろと面白い。
そして、たまゑさんは2009年になくなられるんですが、、、
その7年後に、居場所が判明するんです。
これがすごいなーと思いました。
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