子供には子供部屋があるのに!
夫には趣味スペースがあるのに!
なんで私には自分の部屋がないのよ!
私だって欲しいわよ!
このようにハッキリと主張できる方は
とっくに自分のスペースを確保しているでしょう
どんなに大人数で暮らしていても
どんなに小さなスペースであっても
家族全員それぞれに
”私だけの空間”が必要だと私は考えます。
最悪なのは冒頭のケース。
家のことを一番やってる主婦だけに
自分のスペースがない。
これは最悪ですよ。
私の母もそうでした。
これ、どうなるかというと。
母はずっと自分が欲しいもの(自分の部屋)がない。
それを我慢しながら、自分の部屋を粗末に扱う子の尻拭い(掃除や片付け)をする。
他の家族は、自分の部屋なはずなのにアレコレ口出ししてくる母の小言にイライラ。
「キッチンがあるだろー。お前好みにしただろ」
なーんてほざく夫もいるでしょうが、
そんな夫の言葉に言い返せずにもやもやする妻も多いでしょうが、
キッチンは料理をする場所、
仕事場であって、プライベートな
”私だけの空間”じゃないんですよ。
”私だけの空間”では
誰に気兼ねすることもなく
自由で、好き勝手に、
自己満足を追求できる。
そんな”私だけの空間”
私の母には長年ありませんでした。
そんな母の我慢を知らず、
娘の私は与えられた部屋を汚部屋に。
いやぁ、今なら母がなぜあれほど放置してくれなかったのか
うるさくアレコレと口出ししまくってきたのか理解できます。
ところが。
昔、私が使っていた部屋を
現在は母が使用しています。
なのに、なぜだか
”私だけの空間”
扱いしてないんですよねー。
長年、自分を後回しにしてきた
思考パターンや行動パターンが
変えられないみたい
自分で自分を満足させる事に
不慣れだからねぇ。
母が趣味全開にしたら
美輪さまやIKKOさんが住んでるような
ごりごりの洋風ルームになりそうなんだが。
見てみたいなぁ。