亡くなった親が残して逝ったモノの始末。

遺品の整理に手が付けられない。

 

助けて〜っとも言えなくて困っているあなた。

 

 

 

ましてや、同居の家族を介護の末亡くした場合

生活自体が変わってしまうので、

中々変化に対応しきれません。

 

 

一緒に居た人が居なくなり

 モノだけが残る。

 

家族を失った喪失感。

新しい暮らしへの移行。

 

慣れないことが続き

諸々でモノの始末に中々至らないこと。

 

次々やってくる行事ごとにも気を配り

人ひとりが居なくなるって思ってもいないことが

起きていくので悲しんでいるゆとりがない。

 

何年経ってもやる気が出ない・・・

そんな経験をしている人へ。

 

 

断捨離プロフェッショナルの南前ひとみです。

 

 

モノを見ると故人のことを思い出す。

 

なんだか手が出ない。

それにも様々な思いが見え隠れしています。

 

タイミングよくできると良いのですが。

モノに感情を貼り付けていると中々

断捨離に着手できません。

 

 

 

南前に自宅サポートを依頼して下さった

あいこさん(仮名)

 

「誰にもSOSが出せなかった」と

話して下さいました。

 

混乱した家の中を他人に見せるのは恥。

 

「誰にも言えない・・・」

 

実は、お婿さんに来てくれた夫にも

どう伝えて良いのか分からなくて

打ち明けられなかったと。

 

混乱した空間にいると、混乱した思考になります。

 

散らかった空間では、散らかった思考に。

 

負のスパイラルに陥っていることが

まさか、物が溢れた空間からの影響もあるなんて

思いもよらなかったそうです。

 

Facebookから流れてきた断捨離の情報に

ワラをもすがる思いでメッセージしたそうです。

 

 

 

 

受け取った私は、あいこさんの悲壮な様子に

ただなるぬ気配を感じ

彼女の為に断捨離入門講座を開催しようと

速攻で講座の準備を始めました。

 

 

 

初めましてのあいこさんが、我が家のセミナーに

足を運んでくれた時は、小さなお子様連れで

やっとの思いでたどり着いた様子を

私は今でも鮮明に覚えています。

 

やっと「助けて」と言えた。

 

しかしその時、何を聞いていたのかも

よく覚えていないし、

帰っても何を捨てたらいいか

思考できない自分だったと後に打ち明けてくれました。

 

毎日見ているモノ、空間は

脳はいちいち認識していないそうです。

 

記憶の中で見ている風景。

無意識の世界です。

 

断捨離のはじめの一歩は、無意識の意識化。

現状把握から始まります。

 

 

少しづつ、少しづつ

亀の歩みでも、続ければ光が差してきます。

 

割り箸ひとつ、ゴミ袋一枚躊躇するゆうこさんが

今では断捨離検定にチャレンジするくらい頼もしくなりました。

 

小さな声で・・・

「断捨離を諦めて、みなみちゃんから離れたら

ダメになってしまうのが怖かった」そうです。

 

 

 

 

レシート1枚。

紙袋1枚。

プラスチックスプーン1本から始めてみよう。

 

それでも動けない時は、助けてと言おう。

思い切ってSOSを出して!!

一人で抱えちゃダメよ。

 

 

 

 

 

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