皆さんは服を着たまま海やプールに入ったことはありますか?
もし経験がないのでしたら、一度自宅のお風呂で試してみるといいでしょう。
服を着ているだけで、水に入るととても動きづらくなります。
服が水を吸ってしまい重くなり、また肌に張り付くことが原因となり動きが鈍くなるのです。
最近では小学校でも学習の一環として、着衣のままプールに入る実習を行っているところが多いと聞きます。
つまり服を着ているだけで、水に入ると大変溺れやすくなるのです。
身動きが遅くなるのは、何もお風呂やプールに入ったときだけではありません。
ゲリラ豪雨が原因による浸水で水浸しになり、動きを抑制されてしまうことがあるのです。

都市部で発生するゲリラ豪雨で気をつけなくてはいけない事は、排水機能の麻痺による道路の浸水です。
一度ゲリラ豪雨が発生すると、短時間で道路は浸水してしまいます。
それも靴が濡れる程度の浸水ではありません。
場合によっては腰がつかる深さまで水位は上昇します。
この腰につかる深さというのが要注意ポイントです。
人は腰につかる深さの水があると、それだけで溺れてしまうリスクが急増します。
たとえ溺れなかったとしても、身動きを取る事すら難しくなってしまうので気をつけなければいけません。

ゲリラ豪雨が発生したら、まず高い場所に避難するようにしましょう。
一度浸水してからの避難は容易にはいきません。
流される前にまず避難。
それをしっかりと覚えておき、実際にゲリラ豪雨に遭遇したときに備えておきましょう。

 

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