中国軍艦5隻、宮古沖通過=領海侵入なし-防衛省
 防衛省は17日、中国海軍のミサイル駆逐艦など5隻が16日に沖縄本島と宮古島の間の公海上を通過したと..........≪続きを読む≫


中国が海洋進出しないといけない理由


こんなニュースを見るまでも無く、中国は日本の本土は取りに来なくても、台湾を併合したら必ず目の前の石垣島や先島諸島を狙ってきます。ドンパチにはならなくても北方領土周辺のように、漁船の拿捕とかは必ず起きる。

分かっているのは中国は「資源確保のために海が欲しい」でも「アメリカとは直接戦争したくない」
ということ。

北朝鮮の核ミサイルへの日本防衛に必要なアメリカのイージス艦


そして日本にとっては北朝鮮の核ミサイルが怖い。
狙い通りの場所に落として爆発が成功できるかは分からないけど、確実なのは

核弾頭は持っている。
だいたい日本ぐらいまで運べるミサイルもある

ということ。
そして金総書記にとっては、戦争で国がなくなっても、国内事情で自分が失脚しても、命が無いのは同じこと。だから、自爆装置のボタンを押す危険性は常にある。

ミサイル防衛で必要なイージス艦。
日本全土を守るには8隻必要ですが、自衛隊には4隻しかありません。

数千億円~運用まで考えれば1隻1兆円くらいしそうなイージス艦。
中国の空母と違って、軍事機密などもあるので普通はオーダーメード。
予算立てて、発注して、建造して、トレーニングして、実戦配備まで10年はかかります。

それまで日本は丸腰でいいのか?
そこで米軍からイージス艦を借りないといけませんが、イージス艦はミサイルを探知して迎撃できても、他の戦艦や戦闘機からの攻撃に対しては弱い。

そこで、イージス艦を守る駆逐艦などが必要。

でも、自衛隊はアメリカのイージス艦が攻撃されたときに、イージス艦を守れなかった。
これが集団的自衛権の壁。

いろんな意味で日本にイージス艦を派遣したかったオバマ大統領ですら、イージス艦を裸で投入して米軍人を見殺しにするわけにいかないので、派遣できなかった。

そこでできたのが去年の安全保障法制。

法律があっても日本は戦争できない


法律がどうなっても、憲法がどうなっても、日本は予算的に戦争できない。

GDP比1%の枠もあるし、もともと海に囲まれていて、非常に守りにくい国土。
大陸に攻め込んでも、ウクライナと違って、地理的に離れた場所を支配するのは難しい。

そんなことは民進党や共産党など野党の議員ですら分かっている。

それでも「あえて戦争法案と騒ぐ」のは、ただ自分の票が欲しいから。

そんなことをしても、中国に軍備拡大の理由を後ろ盾するだけなのに。

ひどいよねぇ。
国を危険に陥れて、国民をだまして自分たちの票を増やそうとしている。

これが実態。