相変わらず引っ越し先、見つかっておりません💦

 

そろそろタイムリミットも近づいてきたのでガチで探さないとだ・・・

 

ってことで、一軒、めちゃくちゃ良い物件を見つけたんです in 溝の口。

 

僕は基本的に東京では、駒沢・三茶・池尻という田園都市線の渋谷の近目のエリアの中でぐるぐる引っ越ししてて、他の路線には住んだことはなく、出来れば今度は違う路線の違うエリアに住みたいと思ってるんだけど、見つけっちゃったんだからしょうがない in 溝の口。

 

同じ田園都市線、多摩川を超えた神奈川県とはいえ渋谷までは急行で14分、街自体も栄えているし、近くには二子玉川もあるしで文句のつけようもないエリアな溝の口。

 

そんな溝の口の一軒家、70平米で10万円を切ってる物件があったので、これは絶対見とかないといけない物件なのでございます。

 

相場の半値、もしくはそれ以下でございます。

 

確かに写真だけ見ると新しくはなさそうだけど、僕はボロいのは全く気にならない。

 

なんならボロい方が味があって良いとさえ思っています。

 

早速不動産屋さんに電話をし、内見をしてまいりました。

 

玄関から入ると思ってたより広い、そしてボロボロでもない!!!

 

全然いいじゃん!と思う反面、めちゃくちゃ違和感が。。。

 

まさに初恋のときのような『なんだろう・・・この気持ち。』という初めての感覚に襲われたが、それがなんなのかが分からない。

 

そして玄関からリビングに移って、僕は確信した。

 

不動産屋さんに『もしかして、この家、傾いています?』と聞いたら、不動産屋のおばさんも『私もこの物件初めて来たんですけど、だいぶ傾いていますね・・・』と。

 

ちょっとくらいの傾きだったらごまかせるかもしれないが、どうしようもないくらいに傾いてしまっていて不動産屋さんが素直に認める傾斜で傾いています。

 

なんなら不動産屋さんは『すみません、、、私、三半規管が弱いので。。。』といきなり正座で座りだすレベルで傾いています。(笑)

 

確かに立ってると普通に具合が悪くなる・・・

 

ただ、それにしても広いし、この安さは魅力的だ。

 

次に2階へ。

 

1階が傾いているということは・・・はい、2階は1階の比でないくらい傾いていました。(笑)

 

もはや不動産屋さんは2Fの寝室に入った瞬間から有無を言わせぬ正座スタイルです。

 

『私も長いこと不動産でいろんな物件を見てきていますけど、こんな傾いている家は見たことありません!多分、長く住んでたら体調を崩すと思うので、あまりオススメではないです・・・』

 

もはや不動産屋さんからオススメされない物件ってのが、この家のヤバさを物語っています。

 

こんな傾いている家があるってのがほんと信じられない。

 

しかも一律右に傾いている。とかいうわけでなく、部屋によって傾いている方向が違うってのが恐ろしい・・・

 

試しに寝た時はどんな感じになるか床に横になってみたら、めちゃくちゃ気持ち悪い(笑)

 

ただですよ、この物件に2月末までどのくらいの期間かは分からないけど、住んでた人がいるってのも事実。

 

その人、どんだけ猛者なのよ。。。

 

2Fから1Fに降りてきて、いろいろ真面目に考えた。

 

万が一彼女が出来てうちに来てくれた時、その未来の彼女の三半規管的にどうだろうか?一緒に住むとなったときに、この家に耐えられるだろうか?ってことを重点的に考えた。

 

もしくは1年くらいの仮住まいだと考えれば、安くていい物件なのだろうか?とか。

 

とりあえずこの安さの魅力は半端ないので、資料をもらってあとで連絡します!と不動産屋さんに伝えて内見終了。

 

家を出て駅の方に歩き出したときに、身体に異変を感じたよね。

 

それまで10数分とはいえ傾いた家にいて、そこから平らな道を歩いたから、多分平衡感覚がおかしくなったんだと思う。

 

たった10数分でそうなるんだったら、もし住みだしたらどえらいことになるだろう。

 

駅までの道すがら歩いていて、ほんと気持ち悪かった。(笑)

 

それで決心したよ、この物件は住めない。って。

 

残念でしょうがないが、自分の健康には代えられない。

 

折角久しぶりに溝の口に来たから、帰りにカツカレーを食べて溝の口をあとにしました。




 

またこのカツカレーが美味かったんだわ。

 

もし溝の口に住んでたら、恐らく定番になっていただろうカツカレー屋さん。

 

サヨナラ。