冬は読書が進む。

 

外に出かけるときは夏と違ってアウターを着るので、ポッケに文庫本を忍ばせられる。

 

電車での移動時間に読む本は、すこぶる心地よい。

 

お風呂で読む本も素晴らしい。

 

温泉や銭湯の湯につかりながら本を読んでる人をまだ見たことはない。

 

温泉や銭湯が嫌いということはないけれど、本が読めないので湯船につかっているとき何をしていいのか分からなくなる。

 

問題は寝る時。

 

布団で横になりながら読む本もまた格別だが、どうしても手と顔を布団の外に出さないと本が読めない。

 

そして、昨日のように寒い夜にはページをめくる手が寒さでかじかんでしまう。

 

寝室にもエアコンはついているが、読書というなんとなく『いい事』をしててるときにエアコンというなんとなく『わるい事』、少なくとも『お金のかかる事』をしたくない。

 

こういう時にバックライト機能がついているKindleやKoboのようなリーダーだと布団の中にくるまっても読めるのだろうか。

 

そして昨晩、ついに夜布団の中でも本が読める方法を発明してしまった。

 

まず普段通りに頭まで毛布と掛け布団を被る。

 

この状態だと目の前は宇宙の始まりのような真っ暗闇なのだけど、スマホの懐中電灯機能をONにしてを胸と顎に立てかけると。。。

 

布団の中で本が読める!!!

 

言葉だと上手く説明できないので図説すると、こうだ。



これだと眠りに落ちる際の際、その瞬間まで読書が楽しめてしまう。

 

世の中に同じような読書をしてる人がいるのか知りたくなってネットで『布団の中で読書』と調べてみた。

 

どのくらい同志がいるのか知りたかっただけなのに、検索上位はネガティブキャンペーン。

 

要するに布団の中で読書をすると目が覚めて眠れなくなるから、布団の中で読書はするなということらしい。

 

もっと盛りあがる結果が並んでいると思っていたので興ざめだ。

 

こちとら眠気が消えうせるくらいの覚悟で布団の中で本を読むつもりなので、目が覚めて眠れなくなるのは逆にウェルカムだ。

 

確かに『布団にはいる』=『寝る』という人生を過ごしている人からすると、そういう理論が成り立つのも理解はできる。

 

ただ、そういう人たちは寝る前に『布団の中でセ〇クス』はしないのだろうか?

 

不思議だ。