久しぶりに夢のことを書いたので、もう一つ書こうかな。
あんまり書くと変な人と思われるから、明晰夢のことなどは基本的には書かないように心掛けてはいるけど。
パラレルワールドってあるじゃないですか、最近だと世界線みたいな言葉とセットで使われてるけど。
厳密にいうとパラレルワールドってのと違うのかもしれないけど、僕的にはそれに近い感覚をもった夢、結局夢かよ?と思われるけど、これまで見たどの夢とも違うタイプだったので、それについて。
僕はとりあえず多種多様な夢を見るんで、その一つ一つに意味があったらやってられないので夢に意味があるとは基本的に思ってないし、夢占いとかも信じないタイプではあります。
ちょうど先生の結婚式の前くらいだったので、3週間前くらいです。
3夜連続で同じ夢をみたんだな。
どんな夢かというと、僕の家には玄関から入ってすぐにトイレがあるんです。
そこにさ、4-5歳くらいと思われる知らない男の子が無言で勝手に玄関から家に入ってきて、トイレを借りていくんです。
僕はそれをリビングから見てるんだけど、一回目はしょうがないなぁくらいに見てるだけで。(ただ冷静に考えたら、全然しょうがなくないんだが・・・)
で、彼はトイレが終わったらまた無言で出ていくのね。
最初見た時は、なんだか気味悪いっつーかさ、少なくともハッピーな夢には思えない感じでさ。
次の夜も、また同じ子供が勝手に入ってきて、勝手にトイレ借りて、そんで勝手に帰っていって。
流石に2夜連続は気持ち悪いというか、ん?って感じなんだけど、それでもこれは明晰夢じゃないんで夢の中の僕は『まぁ、しょうがないかぁ・・・』という対応。
全然、全然しょうがなくないだろ!って夢の中の自分にまぢでツッコミたい。
そして、次の夜。
また、あの子供(aka くそガキ)が勝手に入ってきて、トイレに入って行った。
この日の僕はこれまでと違ってましたよ。
男の子が家から出て行ったあと、僕も家から外に追いかけていった。
かけていったんだけど、その男の子はいなくて、どこ行ったんだろう?と玄関付近に徒然なく立っていたら・・・
近所のご家族(仮にAさん家族)が家からこれから出かけるところらしく、家族全員で出てきたんです。
お父さんが先に出てきて駐車場の車の方に向かい、あとからお母さんと子供の娘さん二人・・・と一緒にあの男の子が憎たらしい笑みを浮かべて僕を見ながら家から出てきたもんだから、夢の中の僕はあ然・・・。
ここで夢から覚めたんだけど、かなりショックでした。。。
Aさん家族とはそこまで親しくはないけど、『寒いですねぇ』とか『すごく寒いですねぇ』くらいの会話はするくらいのご近所付き合いで、確実に両親と子供の娘2人の4人家族なんです。
絶対男の子供はいないはず。
ただ、夢の中だといるんですよ、あの子がAさん家族の中に!!!
何がショックかってさ、今のこの現実世界において僕がAさんの家に行ってピンポンしてさ、
『すみません、僕の夢の中でお宅の男の子がいつも家に勝手に入ってきてトイレ借りていくんですけど、辞めるように言ってもらえませんか?』
って言ったところで、何をどう考えても絶対僕は『危ない人』だと思われるじゃないですか。
俺が親だったら『向いの家に住んでるスキンヘッドのおじちゃんには近づかないようにね!』って娘二人に言うよ、そりゃ。
昨日僕がブログに書いた飛行機の中で隣の女の子(仮にBさん)と手を繋いでた。って夢。
この場合はBさんは現実世界でも夢の世界でも存在してるから、もし僕がBさんに『昨日、俺の夢に出てきて俺と手を繋いでたけど、どゆこと?』って聞いても最悪ただの『キモいメン』で済む話だけど、あの男の子は夢の世界にしか存在しないから、現実世界でAさん宅に凸ったら、『キモいメン』どころか警察沙汰の話になるだろう。
だからさ、夢の中であの男の子がうちに入ってきてトイレを借りるのを辞めさせるには、同じ夢をまた見て、『あの世界線』上でAさんの家に凸しないと解決しないわけ。
これはねぇ、だいぶレベル高いですね。
パラレルワールドっていうのは物理学でも対象となるような世界線の話なのかもしれないけど、それとは別に夢、しかも通常の夢というより明晰夢のような夢の次元?密度?みたいなものを昇華させて精錬させた先にあるようなもの、どちらかと言ったら脳科学的なフィールドに存在するもの、って言われたら、結構信じるかもしれないな。
今流行りの『なろう系』とも違う。
マトリックスは、個人的にはあの世界観は自分が思うパラレルワールドとは違うなぁ。
現実世界とのオーバーラップ感がないというか平行性を感じないね。
やっぱ映画の『インセプション』、これが自分が思うパラレルワールドに一番近いかもしれない。
ということでね、あれからあの男の子は夢には一切出てこないけど、いつかまたお会いすることがあるのかなぁ。