南宮崎で乗り換え、82分待ち。
『時は金なり』が信条の人にとっては、発狂しそうな乗り継ぎ時間だ。
駅のホームで、地中で羽化を待つセミのようにジーッとなにもせずに待つのでもよいが、折角の南宮崎を楽しんでやろうじゃないかと、街へ飛び出した。
そして、何もないことが分かった。
そんな中、唯一開いてるお店へ。
朝マックというのをしました。
周りの席には制服を着た若い女性の6人グループがきっゃきっゃとはしゃいでいて、何がショックかというと、おじさんには彼女らが中学生か高校生か見分けがつかないのです。
結構ワリとショックです。
自分らが現役の中学生だったとき、高校生だったとき、街ですれ違った人が中学生なのか、高校生なのか余裕で見分けついたじゃないですか。
それが一人だったらまだしも、複数人のグループだったら絶対見分けられたと思うんだ。
要するに、自分がじじいになったということだろう。
しかも、彼女らが中学生だろうが高校生だろうが、分かったところで俺の人生に1ミリも影響を及ぼさないというのが、いとをかしだ。