いろいろなことを端折って書くと、とりあえず7月1日に会社を登記しました。
事務手続きが色々と煩雑だったけど無事に登記も完了し、次は法人の銀行口座開設だ。
そして、法人の銀行口座開設について調べれば調べるほど、このご時世銀行さんも厳しくチェックしているらしく、審査落ちになる人(法人)も結構あるみたいです。
特に僕のように会社を登記してすぐの出来立てほやほやの会社は、法人口座の開設を試みても
『振込詐欺に使うんじゃないの?』
『マネロンに使うんじゃないの?』
と怪しみの目で見られて断られるケースが多々あるらしく。
特に僕のこれまでの社会人経験は基本海外からの仕入れをメインにしてきており、因って定款には貿易業を入れているし、そのような海外からの仕入れに関わる仕事もやろうと思っているし、そしてもちろん海外への外貨送金がマストで必要になってくる。
ってなるとだ。。。
『創業していきなり海外送金?おま、確実にマネロンの為に使う口座でしょ?』
と、怪しみを通り越して疑いの目で見られる。
なので『僕は真面目に会社を作ったんです!』という思いを伝える書類をいろいろと作り、マネロンとか神に誓ってもやりません!とアピールした。
本来『神』という言葉を出したからには、『因みに、ここで僕のいう神は多神であり、そして非人格的存在である八百万神であり、一神教の神ではありません。』とまで説明をした方が親切かもしれないが、そんな説明を銀行の人にしてもただのヤバい奴と思われる可能性が非常に高いことは理解しています。
そして、この銀行口座開設の為にこのIT全盛期の今、固定電話さえひいた。
固定電話のアル/ナシが査定のポイント一つって今の時代にどうなの?と思わなくもないが、僕は選ばれる側であり銀行は選ぶ側。
合コンだろうが口座開設だろうが、選ばれる側が選ぶ側のルールに従うのは縄文時代からの仕来たりだ。
そうして。
ネットバンクは3行に申込、全て口座開設に成功!
嬉しい・・・いろいろと書類を準備して良かった。
電話回線もひいて良かった。
今時ネットバンクだから信用がうんちゃらという人も少なくはなってきているらしいが、リアルの銀行でなければやれないこと、例えば補助金・助成金の類を受ける入金など、があるのも事実。
なので自宅の近くの東京ベースの地銀さんにも一行申し込んでいたんだけど、つい先日『口座開設の審査完了』の連絡が。
ぎゃーーーっ!!!
んで、言われた通りに謄本と銀行印を持ってルンルンで窓口まで行って参りました。
諸所の書類に人生3年分くらい自分の名前と会社名を何回も書き、そして最後に通帳受け取りの儀が始まるかと思いきや、
『それでは入金額はおいくらにしますか?』
ん?
入金?
なるほど・・・そうか、最初にいくばくか入金して、その金額が記帳されて初めて通帳を渡してもらえるのか。。。
その時、わたしの財布には500円玉1枚と50円玉が1枚。
今のわたしのこの夏一番の全力投球が550円なことをお伝えすると、窓口のお姉さんが困った顔で
『あぁ~・・・特に決まりはないんですが、通常だと皆さん最低でも1,000円から頂いているのですが・・・』
ですよね・・・札ですよね、札・・・硬貨はないですよねぇ・・・。
i.e.
私は近くのコンビニのATMにダッシュしたのであります。
そして、念願の通帳をゲット!
一応、1,000円より一個ゼロを増やした金額を入金しときました。
通帳とか手にするのなんて10数年ぶりか?
これで4発4中で口座開設いけた。
残すは緑のメガバンさんにも申し込んでいて、そっちはメガなだけに審査に時間がかかるみたいなので、ゆっくり待つことにしよう。
とりあえずリアルの銀行の口座も出来たし、当分ゆっくりしようかな。(笑)