昨晩ワクチンの2回目を受けてビビりながら迎えた翌日。

 

念の為にと終日予定をいれてなかったのにビンビンに元気でして、これだったら身体を動かす為に日雇いのアルバイトでも入れたら良かったな・・・と後悔しているくらいです。

 

お知り合いの看護婦さんには『打ってから36時間くらいまでは無理しないように!』と言われてるので、一応今日は大人しくしてます。

 

もしかしたら昨日ワクチンの後に飲んだ超生命体飲料が効いてるのかもしれないな。(笑)

 

 

 


先日、取り寄せてた本を図書カウンターに取りにいったのだけど、肝心の一冊がなぜか全然届かない。

 

届いていたのは『海がきこえるⅡ~アイがあるから~』で肝心の映画化された最初の『海がきこえる』の方が全く届く気配を見せず、しょうがないから最初の10ページくらい我慢できずに読んでしまった。



 

ほんとはパート1の方から原作で読みたいのに・・・

 

少し前にスタジオ・ジブリ作品を一気に見まくって、どの作品が一番好きか?というと『かぐや姫の物語』は殿堂入りの別枠にするとして『今の僕』に一番刺さったのはこの『海がきこえる』でした。

 

ジブリ作品、特に宮崎駿さんの十八番は冒険活劇だけど、『海がきこえる』→『耳をすませば』→『コクリコ坂』の一連の作品はちょっと毛色の違った青春もので、なんとなくこれらの作品間には流れがあるように思えて僕は好きです。

 

いつか映画『海がきこえる』だけについて書きたいとは思っているのだけど、『愛』が溢れすぎて書きたいことだらけでなかなかタイミングがなく。

 

原作のパート2の方だけど、シャシャシャっとページを全体的にめくると結構な数の挿絵があるじゃないですか!
 



しかも挿絵は映画『海がきこえる』のキャラクターデザインを務めた近藤勝也さんなので、映画から入った僕には違和感ゼロ!

 

実際読んだのはまだ10数ページだけど、冒頭は主人公たちが地元である高知に帰省したときに『高知県の小京都』と呼ばれる中村という場所にドライブに行くところから始まります。

 

作中で中村の説明として

 

- 応仁の乱のとき、京都から逃げてきたナンタラという京都のエライさんが、京都に見立てて街づくりをした - 

 

それを見た瞬間、あーーーっ!て心の中で叫んだ。

 

先日書いた『羊と鋼の森』を読む前、僕は『海辺のカフカ』を読もうと試みたのだけど秒速で諦めて、代わりに読んだのがエザキ文庫の中の司馬遼太郎さんの『夏草の賦(ふ)』。



 

これはこれでめちゃ面白かった。

 

どんな話かというと土佐(高知)の戦国大名・長宗我部元親の生涯を描いた作品でさ、その中ででてくるんですよ、『中村』という地名が。

 

そして上記の『京都から逃げてきたナンタラという京都のエライさん』、これは一条氏のことでこの一条氏と中村という土地は『夏草の賦』の上巻において結構重要なKEYなんです。

 

ラノベと時代小説、それぞれ違った作品が僕の頭の中で重なって一人で勝手に大興奮してました。

 

思うのが、この春先に高知には2泊したんだけど、行く前に映画『海がきこえる』を見ておきたかったし、『夏草の賦』も読んでおきたかったなぁ・・・と思ってもアレなんで、また高知に行かなきゃ。

 

高知も含めて、そもそも四国そのものが好きです。

 

四国の世界観がすごくいい。

 

四国、コロナの後に行きたいけど、その前に九州・沖縄の残りの日本百名城を終わらせなきゃ。

 

日本は小さい島国のようで、それでいて各地に魅力的な街が多くあり、毎回旅行をするたびにいい国だなぁ・・・と思わされる。