三渓園、周りの建築関係の人たちがみんな揃いも揃って『いい!』と言っていたので知ってはいたけど、主な交通手段が公共機関の僕には本牧というその土地柄、リーチのしづらさからなかなか足を運ぶ機会がなかった。
どんなとこかってーと、明治・大正時代に財を成した実業家の原さんって方の個人の日本庭園ですね。
ただし、バカでかいこと53,000坪。
これだけ大きい庭なんで、ある程度の空間に計算された草木や石を配置したいわゆる『THE日本庭園』というよりも自然を多めに取り入れた日本らしい庭園って感じかな。
パンフレットによると園内には建造物が19あって、そのうちの10の建物が重要文化財というおっとろしい私庭。
入園してすぐ右手には蓮を集めた池があったけど、今年は若干開花が遅いらしく今月末から来月が見時らしく残念!
蓮の花って、早朝から開きだして午後にはまたつぼみに戻ってしまうって知ってました?
だから基本的に午前中しか蓮の花って見れないんだと。
しかもさ、蓮の花は開花しだしたら4日目には完全に散ってしまうなんて・・・まさかそんな儚い花だとは。
恥ずかしながら僕はこれらのことを今日知りました。
僕は建築を見るのは好きだけど詳しくはないので、あそこのあの造りがヤバい!っていうよりも、
この月華殿は京都の伏見城から移設された建物なんだ、へぇ~
とか
この聴秋閣は同じく京都の二条城から移築されたんだぁ・・・
っていう、城・歴史ベースでやらせてもらいました。
途中、茶屋で今年最初のかき氷。
二人でシェアすると思われたのかありがたいことにちょっとジャンボ仕様だけど、先生は甘いものはアレなので全て私がいかせてもらいました。
それにしても今日は炎天下、だーれも園内にはおらずいい散歩。
僕的にはこの寒霞橋を渡った先のエリアがジブリで描かれているような『自然』な感じで良かったな。
オススメとしては、そうだな、建築や歴史が好きな人や写真を撮るのが好きなひとがソロで行くのがオススメかな。
多分ですね、若いカップルがデートで行ってもつまらないと思う。
最後、俳句を書いて入れる投票箱があったので、一句詠んで応募してきました。
三渓園