ここ数日、どうしても『わさび丼』を食べたくてずーっと調べてるんだけど、都内だとどうもいいところが見つからなくて。
渋谷は道玄坂の『なぎ』さん、牛込柳町の『つず久』さんってのが有名らしいんだけど、どちらも居酒屋さんらしくランチの営業がやってなさそうで。
どのくらい食べたいかって、わさび専用のすりおろし板をアマゾンでポチってしまったくらい食べたいんです。
もはやわさび丼じゃなくても、何かしらの生わさびを自分ですりおろして食べれたらいいやと調べてたら、見つけたんだな。
しかも、近場。
三茶のキャロットタワーの地下で。
なんで三茶の図書カウンターに取り寄せていた本をピックがてら、自転車でシャシャって行ってきた。
キャロットタワーの地下、こんな駐輪場があるんだねぇ、知らなかった!
二時間無料 is Very Nice。
しかも、駐輪場の奥のドアを開けたら、そこは約束の地『そじ坊』だってんだからほんとVery Niceだ。
キャロットタワーの地下に、こんなそば屋さんがあるとは知らなんだ。
回転寿司屋さんには一回来た事あったけど食べてみてちょっとアレだったんで、その後はアレしてました。
カレーを食べるときはカツカレー、そばを食べるときは天ざるでやらせてもらってます。
ここは冷たい蕎麦を注文する際に、生わさびといわゆる普通のわさびが選べて、僕はもちろん生わさびでやらせてもらいました。
これこれ!!!
わさびを使いきれなかったらちゃんと袋も用意されてて持って帰れるなんて素晴らしいおもてなしマインド。
で、食べてみたら『あれーっ』?
生わさびってこんな感じだったけ?
天ぷらもお蕎麦も美味しんだけど、イマイチ上手く生わさびとコラボレーション出来てないような気が・・・
『おまえが知った風に言うな!』って感じなんだけど💦、いい生わさびって僕の中でか辛さの中にあるフルーティーなイメージなんですよ。
ただ、なんだろうな、この生わさびは全然辛くないというか・・・もはや大根おろしみたいな味。
なんかちょっと肩透かしだ。
もっとグッと内臓をえぐるように攻めて来て欲しいんだけどな。
あまりにも辛くないんで、全部すりおろして使っちゃったけど、それでも全然辛くない。
明日にはすりおろし板が届くだろうから、スーパーで生わさび買ってきて、それで豆腐とか納豆に混ぜて食べてみるか。
今回借りたのは『青空の憂鬱~ゴッホの全足跡を辿る旅~』っていう、ゴッホについての本。
山田五郎さんが自身のyoutubeチャンネルでゴッホの回の時に紹介されてたので借りてみました。
買ったら2,400円(税別)なんで世田谷区図書館様様です。
ゴッホについては、みんなが知ってるレベルの代表作を知ってるのと、あとは耳を切り落としちゃったとか、そのくらいしの知識しかなかったんだけど、山田さんのyoutubeを見ててさ、『ゴッホ、ヤバいな・・・』ってめちゃくちゃ興味が沸いてしまい。
友達と一緒に住みたがるとか、共感できる部分も多い(笑)
僕が20代の頃。
付き合っていた人と別れるときに言われたんです。
一語一句までは覚えてないけど、
『あなた(僕)はすごくいい人だし、魅力的だけど、あなたの周りに円があるとしたら、その円の外側にいて友人として付き合っていきたい。あなたの周りにある円の内側にいるのは、辛い・・・』
って。(泣)
で、ゴッホなんだけど、まさにそんな人なんですよ・・・。
なんかねぇ、めちゃくちゃ共感できる!!!
一言でいうと『ヤバい奴』なんですよ。
しかも、ゴッホって生前は絵描きとして全く評価されてなかったので偉人によくある『天才だけどヤバい奴』じゃなくなくて、当時は『ただのヤバい奴』だったんです。
恋心を寄せていた女性に花をプレゼントしたいけど、貧乏で花を買うお金がないから花の絵を描いて贈って告白したエピソードとか、現代に生きる僕らが『ゴッホのエピソード』として聞いたら、なんてピュアで素敵な話なんだ!と思うけれども、普通にリアルだったらだいぶキツいと思いますよ。
令和の今、そんなことでもしようものなら、とりあえず渡した日に『金ない男から花の代わりに花の絵をもらって告られたんだけどw』って画像付きでtwitterでさらされて、翌日にはまとめサイト行きですよ。
世知辛い世の中です。