先日・・・っても結構前、東所沢と呼ばれる駅に行ってきました。
 
多分、僕以外の人も東所沢と呼んでいると思います。
 
ちょっと諸事情の自乗で当時は書けなかったんだけど、もういいだろう。
 
『時は来た。それだけだ。』
 
 
この駅はホームの階段上がってから改札に向かうまでに既に2次元の世界にすっ飛ばされるから要注意。
 
 
で、駅を出て道を歩き出すわけじゃないですか。
 
道って歩くためにあるんだから。
 
そしたら、もうマンホールコレクターが発狂しそうなマンホールしかないわけですよ。
 
僕はそっちのケはないんで全部写真に収めてないけど、これ、ちゃんと真面目に撮ってたら、それだけで日が暮れる。
 
 
 
 
 
 
そんな中ですよ、見た瞬間、秒速で卒倒しそうなマンホールがあったわけ。
 
視界に入るや否や、30年、一気にフラッシュバックしたわ。
 
 
『ロードス島戦記』のディードリッド!!!
 
主人公のパーンじゃなく、エルフのディードリットのソロってのがもはや誘っています。
 
僕はこのロードス島戦記は小説しか読んだことがなくて、アニメとかは観たことがないんだけど、それでも小説の挿絵とかで見てるし、ぶっちゃけ当時はアニメージュとか買ってたからね・・・(笑)
 
中学生の頃、部活でピッチャーをやってるときに、ドロップ的なカーブに『ディードリット』って名付けてたくらい、好きだった。
 
まさに『厨二病』全開の頃。
 
地元にいた小・中・高校の頃って今みたいに乱読はしてなくて、特定のカテゴリーにしぼって本を読みまくってました。
 
そんなカテゴリーの一つが『ファンタジー』であって、特に僕が小・中学生の頃は水野良さんのこの『ロードス島戦記』と田中芳樹さんの『アルスラーン戦記』は二大巨頭のようなぶち抜けた存在だったので、アラフォー世代には懐かしい作品だろう。
 
当時は、『ラノベ(ライトノベル)』って言葉もなかったと思うよ、90年代初頭って、たしか。
 
今だとロードス島戦記ってのは、ラノベの超絶走りみたいな存在と言っても過言じゃないだろう。
 
このロードス島戦記は、どハマりして全巻買うのはもちろんのこと、この『ロードス島』って単語つながりでイタリア系歴史小説の巨匠、塩野七生さんの『ロードス島攻防記』を初めて読んで、これはこれでめちゃくちゃハマって『塩野七生って・・・なにもの?女性?』って。
 
それからは氏の『レパントの海戦』、『コンスタンティノープルの陥落』と次々に読破していった。
 
それもこれもすべては『ロードス島戦記』からですよ。
 
ちょっと今調べたら30周年を記念した特設サイトが出来てて、2019年に新刊!が出てるじゃあーりませんか!!!
 
 
鼻血でそう。
 
 
30年経ってもなお、厨二心をくすぐってくるタイトルだなぁ。
 
世田谷図書館で検索したら、過去作品はあるのにこの最新刊はなさげ。
 
新品で買うか・・・これは買うべきかもな。
 
評価もめちゃ高いし、よくもわるくも口コミしてる人からロードス島・愛が溢れてしまってる・・・
 
何が素敵かって、みなさんの口コミの文章量の多さ(笑)、まじで愛がダダ洩れ。
 
熱量がハンパないね。
 
みなさん、アラフォー&アラヒフのガチ勢とお見受けします。
 

 

ここまできたらもはや作品自体云々よりも、みんな自分の青春時代の1ページとしての思い出、同窓会みたいな気持ちなんだろう。

 

懐かしい。