今日は波佐見の隣町、有田をプラプラと。
有田町と波佐見町、約20年前まではどちらの町で焼かれる焼き物も『有田焼』と呼ばれていました。
それから有田町ではより伝統工芸品の色の強い『有田焼』として、波佐見町ではより家庭内で日常的に使われる『波佐見焼』として、独自の発展を遂げてきています。
今日はお昼ごろに、有田焼の専門店が集まったアリタ・セラへ。
アメリカ風のアウトレットみたいな低層のお店が道の両サイドに連なっています。
ランチはそんなアリタ・セラの中にあるArita Huis(アリタ・ハウス)でとることに。
先月博多で一緒にランチをした幼馴染のKが率いる博多の星フレンチ・オーグードゥジュールメルベイユで以前働かれていた方が、このArita Huisでシェフをされているとのことでした。
めちゃくちゃオシャレだったな、ここも。
こんなレストランが佐賀にあるなんて・・・
出てくるパンが破滅的に旨すぎて、何回もお代わりしてしまった。
パンも美味いし、そのパンにつける用のフリーで置いてあったジャムもめちゃくちゃ美味い!
レストランにおける都会と地方の格差は、もうほぼないんじゃないのかな?
なんなら使われる素材の鮮度から考えたら、地方の方に軍配があがるお店さえ余裕でありそうだ。
食後にアリタ・セラの各お店を見て回ったけど昨日まで見ていたハサミ焼と全然違くて面白い。
波佐見焼は皿やコップ、茶碗など日用品が中心だったけど、有田焼は鑑賞用としての壺や装飾品として大皿なども多く、どうだろう?このアリタ・セラにあるお店の有田焼の価値を全部足したら、たぶんここにあるだけでもウン十億円分くらいありそうだ。
100万円オーバーの有田焼がそこら辺にごろごろしてるんだから。
『2016 / Shop』というお店があって、ここは有田焼を世界のデザイナーさんたちがプロデュースしているコラボ専門のお店だったんだけど、ここはカッコよかったなぁ。
https://www.2016arita-shop.jp/
アリタ・セラの中でオススメなのは、この2016 / Shopと、あとは先日行った佐藤可士和展で佐藤さんともコラボしていた有田焼のKIHARAさんとかな。
有田焼は食器というより、もはやアートだね。