忍城 aka 浮き城。

 

忍城が続百名城というのはガイドブックを買うまでは知らなかったけど、この忍城のことはだいぶ前から存在は知ってました。

 

映画『のぼうの城』のお城としてね。

 

 

僕はどこで見たんだっけな・・・三茶のミニシアターで見たのかなぁ、たしか。

 

 

 

『のぼうの城』は元々小説で和田竜さんの小説デビュー作なんだけど、めちゃオススメです。

 

ってか、和田さんの小説は全部オススメだ。

 

『のぼうの城』でデビューして『忍びの国』、『小太郎の左腕』、そして『村上海賊の娘』と書かれているんだけど、『村上海賊の娘』は本屋大賞を受賞して世間でも話題になったんで読んだことある人も多いと思うな。

 

個人的にはこの頃の本屋大賞は一番好きな時期で、『村上〜』の前々年の大賞は三浦さんの『舟を編む』、前年は百田さんの『海賊と呼ばれた男』、翌年は上橋さんの『鹿の王』と、まさにイケイケ。

 

 

 

歴史小説を読んでみたいけど、どんなのから読んだらいいのか分からない!って人には、この和田竜さんのどれかの作品から入るのがオススメです。

 

歴史小説を楽しむには基本的には史実をバックグラウンドとして知っておくってのがあるけど、和田さんの作品は日本史とか特にこれまで興味がなかった人でも取っ付きやすいと思う。