しょうがないからシークワーサージュースを飲みながら、待つこと数分。
今回の集まりのホストのTさんが来て、少し遅れてAさんが。
Aさん、男性でした。
ちょっとホッとした。
Aさんが来る前にTさんと話しててAさんは建築の専門学校時代の友人と聞いていたのだけど、最初挨拶をした時に
『Aです。建築士をしています。』
とおっしゃられたので、
”と、1級建築士の資格持ってらっしゃるんですね”
周りに何故か建築関係の仕事に携わっている人が多いけど、これはあくまでも部外者の自分が個人的に感じるのが、1級建築士の資格を持ってる人は『建築士』と名乗る人が多くて、持っていない人は『建築関係の仕事をしています。』という人が多いように思います。
業界あるあるなんだろうか?
Aさんは日本最大手の設計会社で働いていて、6年間上海で商業施設の仕事を、そして2年前に帰国されたとのことなんで、結構上海の駐在友達と共通の知り合いがいそうだなぁ。
というか、帰国してすぐ1級建築士の資格を受験、合格って凄すぎ。
時代と共に変わると言えども、一昔前までは三大国家資格といえば、医師、弁護士、1級建築士ですよ。
資格を持ってる=(能力的に)仕事が出来る人、とは言い切れないけど、資格を持ってるのが凄いというより、そういう難関資格を取るために長期間努力を積み重ねてきたことに対しては、純粋に尊敬に値すると思います。
Aさんは子供の頃からお城が好きで、その延長線上からの建築関係の仕事をするようになったということなんで、生粋です。(笑)
なんなら100名城も続100名城もスタンプラリーはやってなくて、純度200%のただただシンプルにお城好き。
僕は若干スタンプラリー好きという亜種派生組のお城好きなんで、熱量が違う(笑)
元々は、僕もそうであったように『お城好き』ってより、日本史がそもそも好きとのこと。
正直、めっちゃ話してて楽しかった。(笑)
お城のことを共有しながら食事なんかしたことなかったけど、こんな楽しいんだね。
お城に別に興味のないTさんが何気なく僕らに
『どこかこのお城に行きたいとかあるんですか?』
って聞いてきたら、Aさんが『朝鮮倭城』って。
なんですかそのパワーワード!!!
”それってもしかして秀吉の朝鮮出兵の時の?”
『そうそう、韓国の釜山に多いんですよ!しかも、面白いのがその時造られたお城って日本風なんですけど日本の城下町みたいに経済のことを考えなくていい戦闘に特化した造りになってるんで・・・』
めっちゃ楽しい!
一つ『順天倭城』ってのを教えてもらったけどグーグルマップでみたら、確かに石垣とかの感じが普通に日本のお城みたいだ!!!
いいなぁ、釜山かぁ・・・釜山、行ったことないです。
よく、ソウルは東京で釜山は大阪って言われるけど、どうなんだろうね。
あぁ、釜山にも行く理由ができたなぁ。
今度Aさんと一緒にお城を見に行って、建築の見地からお城の説明をして欲しいね。