長岡駅から歩いて5分くらいの場所にありました、河井継之助記念館。

入館するとチケットを買うより先に目に入るガトリング砲!


当時日本に3門しかなかったうちの2門を継之助が横浜で購入して、新政府軍相手に自ら長岡城の攻防でぶっ放したというガトリング砲。

どうやら兵器としては全然使えなかったらしく、日本には全然広まりませんでした。

兵器素人の自分から見ても、流石にこれはちょっと実戦的じゃなさすぎるだろ(笑)

というのは後世に生きる人間だから言えることで、当時日本で珍しかった兵器をローカル藩だった長岡藩に継之助が持ち込んでいた点を評価するべきか。

入館料は200円とだいぶ優しめ。


ただ、撮影出来るのはさっきのガトリング砲とこの銅像だけ。


マスクは、、、ちょっと違うんじゃないか?(笑)

展示品は、うーん、まぁ、200円が確かに絶妙な値段だな、と思う内容。

時間はたんまりあるんで、最後に継之助についての15分くらいのビデオを鑑賞。


このビデオは良かった!

因みに、入館から退館まで来館者は僕だけでした。

僕は歴史が好きなんだけど、入りは多分皆さんと同じように戦国時代、特に武田信玄から入りました。

そして、新選組からの戊辰戦争。

戦国時代は乱暴に言うと各戦国大名たちの領土拡大、天下統一へ向けての利己的な争いがメインだか、江戸時代という太平の時代を経てからの幕末〜明治維新時の戊辰戦争(及び西南戦争)は、今後日本が進むべき道、日本の在り方はどうあるべきかという国体に対する思想のぶつかり合いなので、全ての登場人物が輝いていて魅力的だ。

『正義の反対は、また別の正義』って言葉は個人的にあまり好きではないけれど、もし一つ例をあげるなら、僕はこの明治維新を駆け抜けた日本人たちを思ってしまいます。

基本的にみんな純粋に日本を良くしたかった、ただその為の方法論が違っただけであって。

本来なら日本の与党・野党の国会議員も、このくらい気概があって欲しいね。



河井継之助記念館