江戸時代以前に作られ今も天守が現存しているお城は日本に12城のみ。
この宇和島城もその一つです。
今回宇和島城に行くことで、残すところ備中松山城と高知城のみ!
宇和島城は築城の名手と呼ばれた藤堂高虎が造ったお城なので楽しみです。
きさいやのアーケードからすぐの長屋門から登城します。
因みに藤堂高虎が築城した頃って、宇和島城は海城だったと知ってびっくりだ。
当時からこれまでに、だいぶ埋め立てを行ったんだな。
門を潜るといきなり運命の別れ道。
近いけど急な石段、遠いけど緩やかな坂道。
おっさんになったとはいえまだ40代は始まったばかり、ここはもちろん急な石段で攻めたい。
衰えた体に石段は堪えるけれど、見事な石垣が荒みそうになる心を鎮めてくれる。
15分ほど石段を上り、頂上の天守に到着。
暑い・・・溶けそう。
200円と財布に優しいチケットを購入し、
スタンプをゲット。
展示品はそれほどないけど、天守からの宇和島市街の眺めは気持ちよかった。
この写真↓、中央右にグランドが見えるけど、これは宇和島東高校。
正直、僕のこれまでの宇和島のイメージってこの宇和島東高校しかなかったです、恥ずかしながら。
僕らが子供の頃、宇和島東高校といえば野球の強豪でよく甲子園に出ていたよね。
最近は昔みたいに甲子園を追いかけてないんで分からないけど、今も強いのかな?
プロ野球選手も多く輩出していて、有名どころだとヤクルトとメジャーリーグで活躍した岩村選手とか。
天守からの帰りは緩やかな坂の方から帰ってみることに。
清掃員の方がロープや梯子を使いながら石垣の草むしりをされていて、ちょっとカッコ良かったのでパチリ。
お盆の日曜日に作業されていて、ご苦労さまです。
こっちはこっちで石垣が素敵でした。
綺麗な算木積み、お見事!
一旦、長屋門まで降りて自転車をピックし、自転車で城の裏手に当たる上り立ち門を見に行く。
藤堂高虎の時代に造ったもので今でも残っているのは、天守とこの上り立ち門のみとのこと。
そういえば天守の広場で、チェックアウト時にホテルのエレベーターが一緒だった若いカップルさんと再度すれ違ったので軽く挨拶をした。
お二人ともお城・歴史マニアって感じでもなかったので、観光地の一つとして宇和島城に来たのだろうけど、女性の人でお城に興味ない人が彼氏や旦那さんに誘われてお城に来てる時ってどんな気持ちなんだろう?
案外、好きな人とだったらどこに行っても楽しい!と思える女性って、意外と多いのかな?
そういう社会であって欲しいと願いながら、宇和島城を去る。