今月はちょっともう無理そうだけどなんとか100記事に近づきたいので、95%の人が僕が作る料理について興味がないことは承知していますが、料理のことを。
先日買った88円のイワシ。
これまで触った魚は鮭と秋刀魚。(この時点ではチダイはまだだったので)
鮭は既に切り身におろしてあったし、秋刀魚は丸ごと焼くだけだったので、このイワシが初めての包丁でシコシコやる料理。
肉料理で使う豚でも牛でも鳥でもさ、スーパーに並ぶ時点で既に加工してあるから、例えば豚が一頭丸ごとってワケじゃないじゃないですか。
だから、このイワシは初めての形そのものがズバなので、なんだか包丁を入れるのがちょっと気持ち悪かった・・・。
おらーっ!
僕は変なところで真面目だから、ちゃんと調べました。
死体遺棄罪または損壊罪の量刑を考える際、通常は殺人とセットなので一発アウトで実刑らしい。
ただし、この魚は僕が買った時点で既に死んでいた。
で、殺人がつかない死体損壊罪(または遺棄罪)単体ってのは、場合によっては執行猶予がつくらしい。
それにしても殺人が伴わない死体遺棄単体ってどんなケースだ?と思って調べたら・・・そっかぁ・・・。
悲しいかな近年日本では件数が増えてきているらしい。
で。
おらーっ!!!
この時点で、恐らく実刑は確定。
どうせ実刑ならやけくそだ、ちゃんとハラワタも処理する。
醤油、酒、砂糖、水の海に沈める。
これで死体損壊及び遺棄。
あがってこないようにアルミホイルで落とし蓋をして
その上から蓋も。
で、出来たイワシの煮付け
美味しかったぁ・・・。
証拠隠滅、ごちそうさまでした。
煮付けに関しては、これでだいぶ自信がついた。
こんなに美味しい煮汁をこのまま捨てるのはもったいないから、味付けたまごへ。
3時間後。
美味いっ!!!
前回茹でる時間を7分30秒で半熟にしたから、このときは8分にしてちょっと固めにしようとしたんだけど、あまりに計画通りな黄身すぎて、ちょっと自分の才能が恐ろしい。
魚の煮付けを自宅で食べると、なんだか『食卓』って感じだな、僕の中では。
母親が魚の煮付けをよく作ってたんだよなぁ。
今日、合羽橋で舟行包丁も買ったし、魚料理が上手になるのが当面の目標です。