おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
今日はまさしくそんな1日だった。
プレゼンの日。
この日の為に、色々と社外の人と詰めてきた。
『これから先の情報はNDA(秘密保持契約)を結ばないと伝えられない。』と何度も言われたけど、こちらも何度も何度もしつこく聞く。
『紙にもデータにも残さない、僕の頭の中だけにしか残さないから教えてください。』なんてお願いしながら、プレゼンの意味の精度をあげてきた。
流石にオフレコで聞いたことを資料に潜らせるのはマナー違反だ。
今回のプレゼンは僕が個人的に起案したものではなく会社としての施策だったけど、個人的にも僕が一番得意なジャンルで、そして一番やりたい内容だったから気合も当然入る。
仕事でやりがいであったり、幸せを感じるポイントは人それぞれだろうけれど、個人的にはマニュアルもなく、どのくらいの時間がかかるのかも分からない、そしてプロジェクトが進行するにつれて多くの人や会社が関わってくるであろう、ただ、そもそもやれるのかどうかも分からない、でも頭の中では一応の道筋を立てることはできている。
こういう案件の仕事に関わるのが、仕事をしていて個人的には楽しいです。
最後の、頭の中でちゃんと理論上の筋道が立てられている。ってのがポイントだね、自分の場合は。
これが『手からビームを出せるようになる。』みたいな、自分の頭の中で多分こうやればいいんだよね?っていう手掛かりさえ1mmも思いつかないような仕事に関しては、やってはきたけどあまりいい結果は出せなかったし、自分以外に適任者がいるんだったらその人がやった方が絶対良いと思ってます。
で、今回のプロジェクトは・・・是が非でもやりたかったなぁ。
そう、ダメでした。
コロナぁーーーーっ。
そもそもジャッジしてもらう人にはZOOMでのプレゼンにしたい。と言われたけど、出来ればという名の絶対に対面でプレゼンをしたいとお願いして、Face to Faceにしてもらったりしたけど・・・ダメでした。
だいぶ粘ったつもりだけどね(笑)
僕が思うにプレゼントする側とされる側ってのは全然違うので、する側に自分が立った時は100%性善説のような気持ちで、『絶対この案件(なりアイデア)は素晴らしい!』と思ってやらないとダメだと思っています。
プレゼンする人自身が『この案件、良いか悪いか分からないんですけど・・・』なんて言われた案件、自分が『される側』の立場だったら、『じゃぁ、プレゼンしなきゃ良いじゃん』と思うし。
恋愛とプレゼンは、ダメと言われるのがデフォルトです。
まずは1回ダメと言われてやっとスタートだ。
2回ダメと言われて、攻め方を変える。
3回ダメと言われたら、『どこをどう変えれば良いですか?』
4回ダメと言われたら、『出直して来ます。』(大概ここで『もう戻ってこなくて良いから』と言われます。)
ただし、社内恋愛は2回ダメと言われたら諦めた方が良いね、経験論から・・・じゃないと、業務に支障が出ます。(笑)
会社からの帰り道、自分にお題を出して考えながら帰ったよ。
『ベジタリアンの人に、お肉の美味しさを知ってもらい、そして食べてもらうにはどうしたらいいのか?』
って。
色々考えてみて最後に思ったのは『ベジタリアンの人に、お肉を食べてもらうおう』と思うその出発点からして、そもそも間違いなのかもしれない・・・と。
人生は、諸行無常だ。