今か今かと待ち構えています。
世田谷図書館のサービス再開。
借りれないにしても予約だけでも再開されないかなぁ・・・と思ってみたら
6/1からサービスを順次再開!!!
よし、あと1週間。
どこの図書館もそうなのかもだけど、スゴイよ世田谷図書館。
読みたいと思った本の90%、いや98%くらいの確率で在庫がある。
自粛中、気が向いた時に借りたいと思った本をシコシコと世田谷図書館のデータベースで調べて、在庫があるものはメモにしてきた。
図書館を利用するようになって、本を読むのがますます好きになったし楽しくなった。
特に三茶の夜21時まで開いている図書館カウンターには本当に感謝でしかない。
このことを以前書いたかもはやアレだけど、『本』について僕は友人と二人で朝まで激論を交わしたことがある。
僕はこの『本』というのが不思議だと思う、と。
本屋では新品の本が売られて、ブックオフなどでは中古の本が売られて、そして図書館では本が無料で借りられる。
こんな『モノ』って、他にあります?
洋服も僕らのような新品屋さんがあり、中古や古着を売るお店もあるけど、流石に無料で洋服を貸し出してるところなんか聞いたことない。
その夜も色々と話した。
識字率の向上の為やら、なんなら日本の紙産業の歴史的観点からとか。
もちろんもっとも『らしい』答えというのは『教育の一環』としての、に辿り着くのだけれどもそれにしても図書館で借りられる本のほとんどは教育を目的にしたモノではなく、エンタメとしての本が大部分を占めているのも事実。
以前、マッチ業界について調べたことがある。
過去に日本はマッチの世界三大輸出国に数えられるくらいマッチの製造業が盛んだったのだけれども、100円ライターの出現と共に一気にその需要はなくなっていった。
本においては電子書籍が登場してから、街から本屋が消えていっている現状が話題になるとはいえ、マッチとライターの関係に比べると、まだ、まだなんとか紙の本は踏ん張っている方だろう。
ただ、踏ん張っているとはいえ、世の中から紙に印刷された読み物が少なくなっていくのは避けられないだろうね。
100年後、図書館は今みたいに本は貸し出す場所なのか、それとも大学図書館みたいないわゆるネットで検分ができない書籍(情報)だけを集めた学術的な立ち位置に戻るのか、どうなってるんだろうな。