パソコンで『お気に入り』に入れてるニュースサイトを順にパトロール。

 

僕は旧世代の人なので、自宅ではスマホより専らマックブックを触ってる時間の方が断然多い。

 

池尻に住んでた頃なので今から10年以上前か、当時会社の若い同僚さんと話してた時に

 

『家にはノートパソコン持ってますけど、全然使ってないです。スマホがあればパソコン使う時ってほとんどなくないですか?』

 

って言われた時、今の若い人は変わってるなぁ・・・家にパソコンあるのに使わないなんてもったいない・・・なんて思っていたのが、今では自分の方が完全にマイノリティーな時代になってしまった。

 

まぁ、『今では』どころから10年前から既にそんな時代だったんだろう。

 

そんなこんなでニュースサイトをパトロールしてたら、WWDのサイトで『おっ!』



ナノ・ユニバースが所属しているTSIグループが、自社工場で医療用防護服を生産だって!

 

タイトルを見て頑張れっ!って思ったし、文頭の『政府の要請を受け』ってのを見て、なんだか胸熱。

 

業界外の人から見たら分からないけどいろんな業界に『専門性』というのはある訳で、近年個人的にハマっている図書館などの建築物にしても、一般人の住む家から図書館、学校などなどいろんな基準・規格があって、それぞれを専門としている人たちがいます。

 

その中でも設計するにあたり一番複雑でデリケートな建物の一つが『病院』と聞きました。

 

空気感染を防ぐようなダクトの通し方、救急車で運ばれてきた患者のERまでの導線などなど、素人考えでも確かに大変そうだ。

 

それと同じように洋服を作る(縫う)にしても、スーツを縫うミシンとデニムのGパンを縫うミシンは全然違うように、縫製工場それぞれにも専門性がある。

 

その中でも医療系の衣類というのは僕らが普段着てる洋服と違って、基準がめちゃく厳しい。

 

建物でも洋服でも人の命に関わる医療系というのは、それだけ『普通』とは全然違う高い基準が求められています。

 

僕も今年になってメディカル系の衣類の案件に関わっているけれど、素材の基準があまりにも僕らが販売している一般的な洋服と違いすぎて、どうしたらいいんだ?と正直、実感しています。

 

そう思うとアパレルといえども一般的な洋服が専門のTSIが医療系防護服の製造は、設備投資や製造ラインの再構築など大変だっただろうなぁ・・・と思うからこそ、頑張って欲しい!と思います。

 

文中には

 

”4月からすでにマスクの生産も開始しており、同社の従業員ほか地方公共団体に無償提供している。”

 

ってあるね。

 

そういえば先週、確かにマスクが社員一人一人に1箱配られた。

 

あれも、そうだったのかなぁ・・・?

 

箱のパッケージは中国語だったけど・・・まぁまぁまぁ、どちらにしろめちゃくちゃありがたいことには変わらない。

 

最近は大手アパレル関連で目にするニュースは暗い記事が多い中、『頑張れー!』って思える良いニュースを見れて良かった。

 

 

 

『TSIが医療用防護服を生産 9月までに100万着』

https://www.wwdjapan.com/articles/1074013