今から15年前、2005年の冬ごろに本屋をプラプラしてたら一冊の本を見つけて。

 

クーリエ・ジャポンというニュース雑誌のちょうど創刊号だったんだけど、『世界から見た日本』っていう切り口が面白いなと思って、あと表紙のイラストもなんかカラフルでキャッチーだったのも購入した決め手かな。


 

同じような情報誌でいうと例えばNewsweekとかTimeの日本語版ってのももちろん当時からあったんだけど、それらのアメリカ系の雑誌の紙質がペラペラなのに対して、クーリエ・ジャポンはちゃんとした本みたいで・・・分かりづらいよね(笑)、なんだろう、『ナショナル・ジオグラフィック』みたいに製本された雑誌の感じといえば分かりやすいかな?

 

とにかく、日本人の自分には馴染みやすい紙質で作られていたのも気に入りました。

 

日本で起きた出来事を、僕らほとんどの国民は日本のテレビや新聞、日本語で書かれたネット記事で知るのだけど、『世界ではこういう風に報じられていますよ。』という海外メディアから見た記事を日本語に翻訳したものでまとめた『読み物』に近い感覚で読めて、読んだ初日は面白いというより何より、衝撃的に『興味深かった』ことを覚えています。

 

創刊号を読み終えて最後のページ、いわゆる奥付(おくづけ)で古賀義章さんという方が編集長をされていると知り、どんな人なのか調べたら同郷の佐賀県出身と知ったその瞬間、ちょうど創刊号を手にできた縁もあるし、定期購読しようと思ったよね。

 

元々隔週発刊だったのが数年して休刊、その後月刊紙として復刊したけど、数年前から紙媒体は再度休刊にな離、WEB版のみになってからは追いかけるのは辞めちゃいました。

 

この手の雑誌って全然ないから面白かったんだけどねぇ。

 

特に、一度目の休刊前の隔週発刊の頃のクーリエ・ジャポンはブチ抜けて素晴らしかったんだけどな。

 

話変わって。

 

僕は家ではほぼスマホはいじらず基本パソコンしか触らないことがほとんどです。

 

何か調べ物をするときは今ではほぼグーグルの一択だけど、ニュース系を見るのは40才過ぎのおっさんジェネレーションなので、今でもYahoo!Japanなのです。

 

トップページのカテゴリー別のニュースタブをニュース、経済、エンタメは飛ばして、スポーツ、国内、国際までをクリックしながらタイトル文を眺めて、興味あるニュースや記事があったらクリックして・・・。

 

そのあとはアメリカ版(というか本家の)Yahoo!をパトロールします。

 

なにせヒマなんです・・・。

 

アメリカに留学してたんだから英語は分かるんだろ?と思われがちですが、正直言って自分の英語力はアメリカのYahoo!のトップページを見て、各ニュースのタイトル文くらいはなんとなく何のことの記事かは分かるけど、本文を読みだすと???くらいの英語力でしかなく。

 

ただ、なんとなく眺めてるだけでも今アメリカではどんな出来事、ニュースがヒット・チューンしてるのかが知れて、それはそれで無駄ではないかな?とは思います。

 

多摩川では今日もアザラシのタマちゃんが元気に泳いでいます。みたいなニュースは日本のメディアだけが報じていればいいし、それ以上のことを知りたいとも思わないんだけど、日本が関わる国際的なニュースは海外ではどんな風に報じられているのかは、クーリエ・ジャポンじゃないけどちょっと興味あります。


海外っても日本語以外に分かるのは、頑張って英語しかないんで、アメリカ、イギリス、オーストラリアとかに限られはするんだけど。

 

去年で言うと、北朝鮮のミサイルや韓国のレーダー照射問題とかですよ。

 

これって完全に安全保障の問題なので、日本の同盟国のアメリカがどんな風に報道しているか日本に取っても他人事じゃない、じゃないはずが。

 

もうガックシですよ・・・ぜーんぜん報じられてないのね。

 

『アメリカ、もっとトップニュースで取り上げろや!!!』って怒りを感じるくらいです。

 

北朝鮮が東海岸含めたアメリカ全土をカバーする核兵器搭載可能の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完全にコントロールできる水準で開発に成功した。ってなると、その時は流石にアメリカも騒ぐだろうけどさ・・・まぁ、現状だとこんな感じですか・・・って。

 

そんなYahoo!で武漢(英語表記 Wuhan)のウイルス性肺炎のことは・・・と思ってみたけど、流石に今日は


 

コービー・ブライアントの記事で溢れていました。


もっと歳上だと思ってたけど、1978年生まれ、一歳しか違わなかったんだ…