中日の与田監督の発言から始まったと言われる応援歌の『お前騒動』。
まぁ、野球界のOB含めいろんな人がこの件に関して発言してて、ほぼほぼ否定的な意見だよね。
僕も個人的には、応援歌の歌詞の『お前』くらいはいいんじゃない?と思う。
これで子供の教育がうんちゃらかんちゃらと言い出したキリがないやろ。
ただ、今回書きたいのはちょっと切り口を代えて、与田監督は本当はなんて発言したのかっていう。
ネットで見てても、イマイチよく分からない。
『『お前』でもいいんだけど、打席に入る選手それぞれの名前で唄って応援してもらえたら、それはそれで選手も嬉しいんじゃないかな?』
みたいなテンションだったのか、それともネットや世間で言われてるような
『『お前』ってのは辞めて欲しい。』
っていうストレートな表現だったのか。
ここら辺のニュアンスを、メディアはおもしろおかしく編集するからねぇ。
例えばさ、そうだなぁ、都内に住む人に対してあるアンケートがあって、
『車を所有してなくても生活に不便を感じませんか?』
と聞かれたら、おそらく大部分の人は『感じない。』って答えると思う。
これを恣意的に編集すると
『都内に住んでいる人は、車は必要ないと思っている。』
ってなったりするわけ。
これって、違うよね。
車がないと不便かと言われると不便ではないけど、車があればあったで便利だとは思う人なんて、たくさんいるわけで。
特にニュースの見出しなんて字数制限ある中で人の目を引くようなパンチ・ラインを持ってこようとするから、自然と『作文』が多くなるというね。
僕は別に与田監督の肩を持つわけじゃないし、もしかしたら監督自身ストレートに『お前なんてのはけしからん!!!』と言ったのかもしれないけど、この問題って監督が直接中日の応援団に会いに行って伝えたわけじゃないと思うんです。
おそらく監督から言われた球団関係者が応援団に伝えていると思うんだけど、その球団関係者、もうちょっとなんか上手く話をオブラートに包めなかったの?って思っちゃうね。
コミュ力って言葉はあまり好きではないけどさ、もうちょっとその伝達役の球団関係者のコミュ力が高かったら、今回の件はここまで大きな騒動にはなってなかったと思うんだけどねぇ。