最近、焼肉を食べていない。
人間、たまには焼肉を食べないとダメになる。
ちょうど先生が外出先から自宅に戻って来られる途中みたいだったので、毎度突然のオファーで申し訳ないな・・・とSlightly思いながらも、焼肉に付き合ってもらうことにした。
待ち合わせまで1時間ほどあったので、三茶・焼肉で調べていたら、いつも廻るお寿司でお世話になってるすずらん通りに、焼肉屋さんの安安があることが判明。
完全にノーチェックだった。
もしくは、安安ってこれまでの経験でどのお肉を頼もうが、焼いたら全部ゴムみたいに縮むっていうイメージがあって、無意識に安安フィルターをかけていたのかもしれない。
しかも、三茶の安安は日本全国に130店舗以上あるなかの一号店らしい。
これはちょっと行ってみないと。
店内、結構な数のカップルさんで席は埋まってました。
とりあえず安いので、6種類のお肉を頼んだからドカドカと一気に運ばれてきて焦る。
しかも、一応全部違う種類のお肉を頼んだつもりだけど、6つの皿に盛られたお肉は全部外見が一緒というかなんというか・・・美味しかったらお代わりしようと思ってたけど、これじゃどれがなのお肉か分からない(笑)
実際、一皿だけ異様に美味いお肉があったんだけど、残念ながらそれが何だったのか分からなくて追加注文は諦めました。
そもそも6皿食べたらお腹いっぱいではあったんだけど。
結果としてはですね、安安、全然アリ。
焼いたらお肉は縮んじゃうないかと心配してたんだけど、全然縮まなかったし、普通に美味しかった。
お会計もお肉6皿と飲み物を4杯、二人で3,000円ちょっとくらい。
三茶のすずらん通りから一軒め酒場がなくなって悲しみに暮れていたけれど、今度から三茶では安安だな。
前述したように店内は結構な数のカップルさんたちがいて、皆さんパッと見の雰囲気はとても幸せそうなカップルで。
『もうちょっといい焼肉屋に連れていけよぉ・・・』と心のツィッターを発動させている女性がいるのかな?と思ったけど、案外ほんと皆さん楽しそうなんです。
なんかさ、『いいなぁ』と思ったよ。
同じく三茶に一号店のある焼肉屋さんの牛角。
この牛角のキャッチ・コピーはご存知『焼肉には人を元気にする魔法があるっ』なんだけど、これ、一周回って深く考えた時に、案外そうかも・・・と思いました。
この理論はいつものごとく学会未発表で個人的な理論かもしれないけれど、焼肉は『ハレ』か『ケ』でいうと私の中では完全に『ハレ』です。
同じくお寿司も廻ってようが廻ってなかろうが、私の中でお寿司はすべからく『ハレ』なんです。
因みに、この↑『すべからく』の使い方は誤用、間違った使い方なんで良い子は真似しないように。
例えば、グリーンカレーが好きなんでたまにタイ料理屋さんに行くんだけど、タイ料理は私の中では『ケ』。
麻婆豆腐をはじめ中華料理も好きなんだけど、どんな高級な中華料理屋さんに行こうが、それは『高級なケ』であって、『ハレ』ではないような気がします、あくまでも私の中では。
逆にお寿司と焼肉に関してはどんなに安いお店で食べようが、焼肉を食べる・お寿司を食べるという行為そのものが、私を『ハレ』の気分にさせます。
これは多分に子供時代、焼肉屋さん・お寿司屋さんに連れて行ってもらえるのは、年に本当に数回、何かしらスペシャルな日のみだったという個人的な体験からきてるのかもしれません。
そして、もしかしたら私以外にも焼肉を食べるということ自体に『ハレ』を感じる人が案外結構いるんじゃないのかな?と、安安のお客さんを見ていて思いました。
ごちそうさまでした。