謎のたぬき『こなつ』を引き取ってから、せっかくなので歩いて帰ろうか。

 

自宅まで12km、渋谷から先は見慣れている光景なのでそっからは電車でもいいし、とりあえず渋谷までは歩こうかなと。



 

旅立ちの前に日比谷ミッドタウンでおしっこを済ませつつ、


 

意識高い系のなかよしがあったので、一応パシャリと。


 

インスタにあげたらすぐに、僕がここ3年ほどファンをさせてもらっている女性から、いいね♡を頂戴し、純粋にアガる。

 

僕の生活における小さな幸せです。

 

そして、帝国ホテルことImerial Hotelを横目に歩く。


 

誰もいない日比谷公園を歩く。


 

ビルとビルの隙間にのぞく東京タワーを見ながら、霞ヶ関を歩く。


 

六本木のを交差点を信号に従いながら歩く。

 


ここらへんにきて、ちょっとお腹が空いたのでなんか口にしたいなぁ・・・と。

 

ただ、いかんせん全然六本木のお店なんか知らない。

 

そういえば昔・・・と思い出したのがMandyというお店。

 

以前、僕が30歳くらいだったのかなぁ。

 

当時、僕よりも2まわり以上の女性の方と毎月一度食事をしていたんです。

 

今月は僕がお店を決めてお会計もして、翌月はその方がお店を決めてお会計もその方がして・・・という方式でね。

 

当時は若かったしお金もなかったし、なによりもいいお店なんか全然知らないかったので、今考えると本当に下衆なところを案内していたなぁ・・・と恐縮なんだけれども、その人はいつも美味しいお店に連れて行ってくださって、最後はその方が若い時から常連だというMandyという老舗のオカマ・ダイニングバーに寄る。ってのが、いつもの流れでした。

 

Man(男)とLady(女)を足して、Mandyっていうそのネーミング・センスにもやられたし、来てるお客さんは著名人に疎い自分でも『あ、あの人!』って分かるような人が多くて、六本木ってすごいなぁ〜と思ってました。

 

久しぶりすぎて場所も忘れてたのでグーグルマップで調べたら・・・Mandy(閉業)。

 

ガビーン。

 

一昨年の秋に閉店してたみたい。

 

オーナーのマンディーさんは当時から体調が良くないみたいなことをおっしゃってたので、だからなのかなぁ・・・一昨年だったらすでに帰国していたから、最後に一回ちょっと行ってみたかったな。