今回、徳島のあとは南海フェリーに乗って和歌山へ本土上陸することにしました。
本来の本来なら、僕はもともとGWは四国四県を一気にまわって四国の100名城を一気に制覇するイメージを持っていました。
JR四国が『バースデイきっぷ』なるものを販売していて、誕生月の連続した3日間JR四国の電車が乗り放題で9,500円というものです。
僕は5月生まれで、しかもこのきっぷはGW中も使えるというので、5月1日に四国のどこかに上陸して、翌2日からの3日間で一気に回ろう!と。
それで、今回5/1までは友人と旅行をして、四国は高松に上陸するのが決まったのだけど、そっから先のホテルがぜーーーんぜん取れなかったんです。
まぢで取れなかった。
イメージとしては、初日に松山または松山から宇和島の間のどこか、2日目は高知市内または近郊でホテルを探したんだけど、どちらも見つかりません。(ただし、一泊3万円級などの高級ホテルはまだ空きがあったように覚えています。もちろん泊まれるわけないので、最初から除外してるけど。)
もちろんカプセル・ホテル、ホステル、ゲスト・ハウスなど含めてでも、見つからない。
これが夏休みだったら野宿でもいいんだけど、野宿をするにはだいぶ早すぎるように思えたので、徳島から南海フェリーで和歌山にエスケープするスケジュールにしました。
高松を朝出発して同日中に和歌山に移動しても良かったんだけど、ホテルを調べたらスマイル☺︎ホテルが安く泊まれたから、徳島にも一泊することに。
高松に着いたくらいから、本格的に南海フェリーの場所や料金をいろんな人のブログを見ながら調べていたら『好きっぷ2000』という鬼のようなきっぷがあることを知りました。
通常、徳島港と和歌山港を結ぶ南海フェリーのフェリー料金が2,000円。
この好きっぷ2000は、徳島港から和歌山港を結ぶフェリーのチケット+和歌山港と接続している南海電鉄の和歌山港駅から南海電鉄の好きな駅までの乗車料金込みで、2,000円。
最初このきっぷの存在を知った時、意味がよく理解できなかった(笑)
要するに、すきっぷ2000を使えばフェリーで徳島から和歌山に行って、南海本線に乗って大阪の『なんば』まで行けるらしい・・・・2,000円で。
なんなら天下茶屋で南海高野線に乗り換えて、高野山までも行けるらしい・・・2000円で。
僕は和歌山に着いたらその足でまずは今年の年末年始に攻め落とせなかった和歌山城を攻めて、そのあとは大阪・奈良・和歌山の県境近くの山にある千早城を攻めようと思っていました。
千早城に行くには、河内長野という駅からバスに乗り換えて行くんだけど、その河内長野駅は南海電鉄の駅なので・・・これはまさか天の思し召し!
和歌山港から和歌山城へ行くには和歌山港駅からひとつ隣の和歌山市駅まで南海電鉄に乗って、そこから歩いていくのが早いのだけど、すきっぷ2000は一日乗車券とは違い、一回の乗車のみ有効らしい。
そんな一駅の為だけに使うのは、もったいなさすぎる。
そこで思ったのが、和歌山港からもはや徒歩で和歌山城まで行って、そのあと和歌山市駅に移動して、すきっぷ2000を使って河内長野駅まで行けたらめっちゃ節約になるやん・・・と。
ただし、すきっぷ2000は和歌山港駅から乗車することが条件かどうかが判断つかなかったので、すきっぷ2000を代理販売されている徳島駅前のサンデーツアー徳島駅前営業所まで相談しにいってきました。
スタッフの方に聞いた所、これまでこういう特殊な乗り方を質問されたことはないらしく、わざわざ南海電鉄さんまで電話して聞いてくださってね。
で、行けると。
すきっぷ2000は、和歌山港駅からじゃなしに、和歌山市駅からも乗車できる、と。
よって、チケットを購入。
正式には南海フェリーのきっぷ窓口で、すきっぷ2000と交換する引換証?みたいなものを。
まぁ、すきっぷ2000を利用する人の99.9%は、フェリーで和歌山港についたら南海電鉄の和歌山港駅を利用すると思われるんだけど、もしかしたら僕みたいに徳島からフェリーで和歌山に渡って、和歌山城のあとに千早城を目指す100名城スタンパーがいる『かも』しれないので。

