静岡駅についてバスの時間まで1時間弱あるので朝ごはんを食べることに。
静岡駅構内に駅弁屋さんがあったので寄ってみる。
美味しそうな駅弁がたくさんあれど、流石にバスの中で食べるのはなしだよなぁ…と思い、店員さんに買った後どこか食べる場所があるか聞くと、『新幹線の改札を越えたとこにありますが…』と。
青春18キッパーの私にとって、そもそも新幹線の改札は越えられない壁だ。
無念ながら駅弁屋さんを後にしながら、ふと思ったのが、『そもそも駅弁ってどこで食べるんだ?』
どうでもいいような事だけれども、考察する意味があるように思える。
例えば、子供に『駅弁って電車の中で食べるお弁当?』と問われて『そうだよ』と即答できるような社会環境だろうか?
それとも『そうだね、電車で食べるお弁当だけど新幹線とか特急電車で食べるお弁当かもね』という風に、シンプルな子供の質問に大人特有の曖昧な答えをしなければいけない社会になってしまっているのだろうか?
それで納得してくれたらいいが、もしかしたらその子供は小賢しい子供で『でも、鉄道各社の規則やルールには車内飲食禁止というのはないから、罰則の対象ではないんでしょ?それともマナーとして車内飲食は控えてるの?でも、同じ電車なのに新幹線はOKで在来線はダメってことは、結局はお金?マナーをお金で線引きするの?』
こんな子供、嫌だ。
ここまで言われたら大人のプライドにかけて『そうだよ、世の中ぜーんぶ金だよ。金で全てが決まるんだよ。うちは貧乏で駅弁を買う余裕もないから、そんな駅弁の心配なんかしなくていいからね。』くらい言いたくなる。
時間があるときに、考えてみようと思います。
そんなことを考えてたら、いつのまにかバスは終点・久能山下まで来ました。
いざ。



