水戸から1時間20分かけて結城駅へ。
駅を降りると目の前には、ゆうき図書館があります。
すーごいかっこいいんだけど、いかんせんもっと早く明るい時間に来たかった・・・。
僕は所謂アートに対する感性が著しくLOWなので、建築物とかに対してもあまり興味が持てません。
ただ、図書館の建築を専門でやってる世界のナカノに教えてもらって訪れた群馬の太田市図書館を見てから、『図書館を建築の観点から見て回るの、いいかも!』と思い始めました。
著名な建築家の作品自体に興味が持てればいいんだけど、それだとそれこそ個人宅からオリンピックのスタジアムなど色々なものが対象になりすぎて正直追いかけきれません。
図書館だったら、自分が好きな『本』を集めてある場所、というコンセプトも合ってるような気がします。
しかも、図書館って無料で入れるし(笑)
それに、これは個人的な偏った見方で専門の人からしたら『お前何もわかってないくせにぃ・・・』と言われそうだけど、僕が思うに図書館って存在自体が、終わったコンテンツという意味で本当のオワコンになりだしているのは明らかだと思います。
紙に印刷された本から電子書籍で作品を読む人が増えてきてるのは自明であって、本屋さんの数が年々少なくなってきてることもその表れだろうし。
ただ、本屋さんと図書館の違いとして大きいのは、本屋さんは民間だけど一部の私設図書館を除いて、ほとんどの図書館は公共施設という点だよね。
なので、日本全国ほとんどの市町村にはサイズの大小はあれ図書館はあって、今後すぐに『図書館』という建物がなくなることはないとは思うけど、いかんせん日本全国ほとんどの自治体が裕福な税収に恵まれているわけでもないので、基本維持費や人件費という出費の要素しかない図書館で、少しでも収益をあげようと館内に話題のコーヒー屋さんを併設したりとか、In-Shopを設けて様々なグッズを販売したりとか、または図書館内では収益をあげれなくても、それこそ『インスタ映え』するような図書館にして多くの人に足を運んでもらって、その自治体にお金を落としてもらうようにしたりとか・・・いろんな知恵を働かせて図書館を運営してるところが出てきだしてるように感じます。
確かに、僕らが子供の頃利用していた1980年代〜90年代の図書館って所謂『THE・図書館』ってところが多かったけど、今はすーごいオシャレな図書館がだいぶ増えてきてると思いません?
そう考えると、今後作られていく図書館は、どんどんオシャレで人が足を運びたくなるような魅力的な図書館が多くなっていくんじゃなかろうかと思っています。
日本のイケてる図書館を見て周るっていうコンセプト、改めて良いような気がしてきた。
なんで、今後は神社・お城・図書館の3本立てだな。
その観点でみると、このゆうき図書館。
イケてるかイケてないかの判断が難しいくらいの、謎の蛍光灯みたいな光のポール!!!
こんな目がチカチカする図書館、見たことない(笑)
上のフロアーからみると、圧巻でした・・・なんかよく分からないけど、いいね!
入り口の外には『ご自由にお持ちください』カートがあったので物色させてもらいました。
スタッフの方に聞いたらほんと持って帰っていいんだって!
これ、めっちゃ気になる・・・『東京女子高制服図鑑』93年度版(笑)
この本もらいたかったけど、万が一、万が一僕が事故とかで突然亡くなった時に、親族が家に整理しに来て本棚にこの『東京女子高制服図鑑』が並んでるのを見られるかも・・・と想像すると、一度手にはとったけどカートに戻しました・・・。
で、今回はこの『JR切符のかしこい買い方』をもらって帰りの電車で読むことにしました。
発行が1992年だから、Windows95が世に出る前ですよ。
発行されてから20年近く経ったネット社会の現代なんで、書いてあることは今の人からすると『ん?普通にスイカをピッ!でいいんじゃない?』なことが多いんだけど、読み物としては普通に面白い。
著者の電車・・・というか切符に対する研究・熱量が半端ない(汗)
しかも、謎に発行日が1992年12月25日ってクリスマス(笑)
ゆうき図書館
http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp









