ちょっと前までナノ・ユニバースのメンズ・バイヤーチームの海外出張時の夜ごはんといえば、徹頭徹尾、和食でした。
人によっては、『せっかく海外に行ってるのに、なんで和食?』と思う人もいるかもしれません。
確かに若い時は色々とチャレンジもしました。
ただ、年取ってきておじさんになってくると、食べ物で挑戦はしたくなくなり、代わりに安定を求めるようになってくるんです。
朝から晩まで働いて、夜ごはんにフレンチに行ってだ。
読めもしないフランス語のメニューを見て、よく分かんないくせによく分かんないままにオーダーして、そしてよく分かんない味のよく分かんない料理が運ばれてきて、食べる。
そして、食べきれず、残す。
それよりも、日本語のメニューで勝手知ったるメニューをオーダーする安心感。
その安心感に僕らはお金を払っていました。
ただ、前回のパリ出張くらいから異変が。
夜ごはん、一度も和食屋さんに行かず、タイ料理2回、中華料理1回、ベトナム料理1回という、もはやアジア・ツアー。
今回のミュンヘンも、初日、ベトナム料理店に行きは、カレー。
二日目の今日は、インド料理屋に行き、カレー。
正直、ミュンヘンにはカレー屋の修行に来たわけじゃないからさ、こんなカレーばっか食べるとは思いもしなかった(笑)
明日は明日のカレーを食べる。
おやすみなさい。

