上田駅に着いて駅前で真田幸村公の銅像の写真を撮った後、最初に向かったのが飯島商店さん。
飯島商店さん、今回の旅行で一番印象深かったお店です。
『みすず飴』という寒天ゼリーみたいなお菓子で有名な老舗で、ボンタンアメとかその類のお菓子が大好きな僕は是非買ってみよう!と。
まず建物の重厚感からしてぶっちぎってます。
戦前から建っている、まるで銀行のような雰囲気のある外観です。
実際調べてみたら、大正13年に建てられた建物らしく、国登録有形文化財に指定されていました。
創業95年、もうすぐ100年を迎えるお店です。
まず、店内に入ろうとすると年配の男性ドアマンの方がドアを開けてくださいます。
店内は大正ロマン全開!!!(興味のある方は『飯島商店』で画像検索してみてください。)
あまりにも厳かな雰囲気の店内すぎて写真を撮るどころか、『写真を撮っていいですか?』と聞くことさえ憚れるような・・・お店に入って本当の意味で『あがって』しまったのは久しぶりです。
どれを買おうかとショーケースを物色していたら、先ほどのドアマンの方が『よかったら、どうぞ。』とあんずのジュースをサーブ。
このお店、店内全ての商品、試食ができるんです。
ジャムも有名らしく、そのジャムもスプーンが大量に用意されていて試食ができてしまいます。
店員さんの接客態度から佇まいから、全てが素晴らしい!
僕は自分用にみすず飴を、ヒロキくんがよくトーストにイチゴジャムを塗って食べてるからお土産にイチゴジャムを買ったんだけど、お釣りがプレートに載って渡されたときのお札の並び方、小銭の並び方、全てがパーフェクト過ぎてビックリです。
正直、こんなお釣りの渡され方、海外だと120%ありえないから。
日本の『おもてなし』のお手本みたいなお店だったなぁ。
東京の東側、銀座とか日本橋の方にはこういう和菓子屋さんとかあるのかもだけど、ここまでの店構え・雰囲気・接客のお店って東京にもなかなか無いと思うな。
是非、上田に足を運んだ際には行って欲しいお店です。
今、みすず飴食べてるんだけど、『日本のお菓子』って感じでさ、間違いなく美味しい!
オンラインでも買えますよ。